いろいろな機体でキャンペーンをクリアするチャレンジを行った結果、ボトルネックになりやすいミッションが2つあることが分かりました。MISSION 13『ラーズグリーズの悪魔』とMISSION 24『白い鳥II』です。
極めてアバウトに言えば、この2つをクリアするに十分な能力を持った機体を揃えれば、キャンペーンクリアのチャレンジは成功できることになります。
このうち、MISSION 24『白い鳥II』はF-5Eの通常ミサイルだけでクリア可能であることを(もちろん難度ACEで)確認したので、重大問題ではないという認識に切り替えました。
残りは、MISSION 13『ラーズグリーズの悪魔』です。
問題の考察 §
MISSION 13『ラーズグリーズの悪魔』で問題なのは、リムファクシを潜行不能に追い込むまでです。一定時間内にかなりのダメージを与えねばなりませんが、リムファクシは潜行を浮上を繰り返し、攻撃チャンスが多くありません。しかも、対空兵器の固まりであり、かつ、無人機も射出するので、のんびり攻撃していると間違いなく落とされます。
特に重大な問題は山のような対空兵器です。これにいかに対処するかがポイントになります。
通常ミサイルで狙う場合のテクニック §
正面から近づいて通常ミサイルを撃とうとすると逆襲される危険があります。
これをできるだけ避けるには、以下のようにします。
画面の右または左隅にリムファクシを捉えつつ接近。ロックオンした瞬間に通常ミサイル2発を発射して、リムファクシと反対方向に急旋回して離脱。
特殊兵装の重要性 §
神様級のプレイヤーならともかく、凡人がリムファクシを潜行不能に追い込むには、短時間で大ダメージを与える必要があると思います。
その際、問題になるのが射程です。
リムファクシに接近すると多数の対空兵器に撃たれてしまいます。落ち着いて大ダメージを与えるには、リムファクシの対空兵器の射程外から攻撃できると好ましいわけです。通常ミサイルの射程はSAMと、銃撃の有効射的はAA GUNと同程度と推測されるので、これらでは射程外からの攻撃は無理です。
やはり特殊兵装が必要です。
では、どのような特殊兵装が適しているのか。
これには主に3種類あると思います。
長距離対艦ミサイル §
確実にリムファクシの対空兵器の射程外から狙った箇所を攻撃でき、しかも破壊力も大です。単に沈めるだけの話なら、これが最適でしょう。
無誘導爆弾 (気化爆弾など類似性格の兵器を含む) §
リムファクシの対空兵器の射程外からじっくり狙って投下できます。
これで十分すぎる破壊力があります。
無誘導爆弾を的確に落とせる腕前さえあれば、何ら問題ありません。
ロケットランチャー §
問題はこれです。
リムファクシの対空兵器の射程外からでも撃てますが、うかつな撃ち方をするとなかなか当たりません。
MIG-21BISで試してみましたが、水平に狙うと全くダメ。全ロケット弾を撃っても十分なダメージを与えられませんでした。
当たりやすくするにはできるだけ垂直に狙った方が良いという結論になりました。その方が、見かけ上の着弾面積が増えて当たりやすくなります。高度1万フィートぐらいまで上昇し、そこからできるだけ垂直に低速降下しつつ、できるだけ多くのロケット弾を撃ち込みます。これを繰り返すと、リムファクシを潜行不能に追い込めました。
MIG-21によるリムファクシ ハンティングの記録 §
MIG-21系機体によるMIG-21チャレンジは可能かということを考えて、MIG-21によるリムファクシ撃沈が可能か挑戦してみました。
最初に挑戦した時には不可能という結論になりましたが、真上から狙うというテクニックを開発した結果、撃沈成功しました。
自機はMIG-21BIS。僚機はMIG-21-93×1+MIG-21BIS×2です。難度はACE。クリアしたRANKはAでした。
上記のロケットランチャーによる攻撃セオリーを実際に試し、潜行不能に追い込んでから、上記の「通常ミサイルで狙う場合のテクニック」を駆使して対空兵器を減らしました。
最後には、ミサイルが切れて何回も反復銃撃を繰り返してリムファクシを沈めました。
余裕は全くありませんが、不可能ではないことが実証できました。
おそらく、MIG-21系機体のみによるキャンペーンクリアは可能ではないかと推測されます。