謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のNARUTOの感想。
サブタイトル §
第134話 「涙雨(なみだあめ)の結末」
あらすじ §
終末の谷でのサスケとナルトの戦いは終わりを迎えます。
最後の千鳥と螺旋丸の激突の結果、ナルトは気絶し、サスケのひたい当てには傷が入ります。(サスケの、額に傷1つ付けることはできない、という宣言が破られる)
カカシが到着した時には、すでにサスケの姿はなく、雨のため忍犬による追跡も不可能でした。
サスケは、万華鏡写輪眼の開眼には親友を殺す必要があるというイタチの言葉に逆らい、他の方法で強くなると決め、ナルトを殺さずに立ち去ります。
感想 §
え!? カカシは間に合わなかったのか、とちょっと意外な感じがしました。
しかし、案ずるまでもなかったようでうすね。必殺技をぶつけ合ったサスケとナルトは、何かある種の友情と信頼を確認しあったようなところがあり、サスケはナルトを殺さないという決断を行います。
今回の内容で非常に良いのは、サスケが悪役になってしまわなかったことですね。
依然として、サスケは視聴者が感情移入できる対象であり、たとえナルトと立場は分かれても、やはり応援すべき対象であり続けます。敵対する者達の双方が応援するに値する、というのは繰り返し出てくるこの作品の良質な構造ではありますが、中でも特に主要キャラクターの一人であるサスケに関して、そのような構造が示されるのは実に味がありますね。
今回の一言 §
「終末の谷」の巨大な像は、木の葉の里を造った二人の姿をかたどったものだ、といういわれも説明されますね。このあたりも、今後、何かの展開に関係するのかもしれません。