謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!
今日のネギま!の感想。
サブタイトル §
第20話 「ⅩⅩ時間目」
あらすじ §
ネギ達は修学旅行に京都に来ています。
しかし、封眼寺派が、ネギに託された手紙と、近衛木乃香を狙っていました。
カモっちは、勘違いをして桜咲刹那を封眼寺派の手先だと思い込みます。そして、旅館の男湯でネギと戦闘になりますが、誤解と分かります。
その隙に、封眼寺派の手先、天ヶ崎千草による木乃香は誘拐されます。ネギ、カモっち、刹那、明日菜はそれを追跡します。
天ヶ崎千草を追いつめ戦闘になりますが、天ヶ崎千草の助っ人に神鳴流の剣士、月詠が来ます。
木乃香を誘拐する目的は、彼女の秘めた魔力だけを利用するための、魔力発電機だと言います。
明日菜は呪文でカードをハリセンに変形させ、戦います。
その力を得て、ネギ達は木乃香を取り戻します。
感想 §
一見、数え切れないほど多くの女の子が楽しげにしているアニメに見えつつ、なかなかえぐい展開を見せてくれるギャップが好きですねぇ。
今回は、着ぐるみをかぶった変態お姉さん、天ヶ崎千草のキャラクターが良いですね。
そして、純情な木乃香お嬢様を誘拐するという残虐性。しかも、理性を奪って魔力発電機として使うという、下手をすれば危ない漫画の中でも特に危ない部類に入る「女の子=機能的装置」的な世界にもつながりかねない怖さ。
更に、さらった木乃香お嬢様のお尻を馬鹿にしたように叩くという、ある種の変態性をも連想させる行為のエロチシズムと暴力性。
それが、ネギ達の側を怒らせ、通常以上の力を引き出させたのですから、結果的には良かったことになります。しかし、その行為が、ある種のエロチシズムを濃厚に漂わせていることは間違いないですね。
今回の名台詞 §
天ヶ崎千草「おふだはん、おふだはん、うちをにがしておくれやす」
この言い方、とても良いですね。
子供の頃、祖母が話してくれた昔話に通じるところがあります。