Niftyからメールが届きました。
入会15周年だそうです。
もちろん、15年前に@niftyは存在せず、当時はNifty-Serveと呼ばれていました。インターネットサービスを提供するISPではなく、パソコン通信のシステムを回線を提供するものでした。
そうか、15年も経ってしまったのか、と思うと感慨深いものがあります。
メールの文面はこのようなものでした。(絵文字は崩れてしまうけれど)
【入会15周年】ご利用ありがとうございます §
5月22日
川俣 晶様
_______________Thank you for long use! _______________
\ ┌──┴────────────────────┴──┐ /
\ │ @niftyを15年間ご利用いただきまして │ /
/ │ 誠にありがとうございます。 │ \
/ │ これからもどうぞよろしくお願いいたします。 │ \
 ̄ ̄ ̄ ̄└──────────────────────────┘ ̄ ̄ ̄ ̄
From @nifty スタッフ一同
5月22日は、川俣 晶様が@niftyにご入会されてから、ちょうど
15周年となります。
@niftyは、みなさまのご支援のおかげで、 多くの方にお使いいただけるプロ
バイダーに成長することができました。心よりお礼を申し上げます。
このメールでは、これからの1年、@nifty をよりお楽しみいただくための情
報をお届けします。
そしてDMへ §
ちなみに、このあと、最新のサービスを紹介するDMと化していくのでありました。
昔は、名物の偉い人が区切り区切りでユーザーにメールを送っていたそうですが、もはや過去の話なのでしょう。
実は長くないNifty利用歴 §
さて、このメールには"Thank you for long use!"などと書いて長期間利用していることを称えているように見えますが。
いや、ちょっと待てよ。
私個人のパソコン通信利用歴からすれば、本来の私は日経MIXとPC-VANと、時としていくつかの草の根BBSの住人であって、Niftyの住人ではなかったのです。どうしてもNiftyにしかない情報やオンラインソフトなどがあるために、かなり後になってからIDを取得しています。そのあと、かなり長期にわたってそのIDは放置されていました。
Nifty上での様々な活動、たとえばシェアテキストフォーラム(FSHTEXT)や、Windowsフォーラム(FWINDOWS系フォーラム)での活動は、その更に後の話になります。
つまり、私の通信歴は、とてもじゃないが15年で収まるようなものではないということです。
かなり、がっくし来ますね。
15年でも重すぎるのに、もっと長いとは。正確には調べないと分かりませんが、これに数年を加算できるはずです。
もう若くないわけだ……。
実感としての15年+α §
正直、15年+αが経過したという実感はありません。
どう考えても、主観的にはまだ7~8年ぐらいですね。
と言うことは、つまり時間経過を把握できていないことになります。つまり、その間の出来事を的確に把握して、自分なりの歴史解釈ができていないことを意味します。
だからこそ、インターネットの歴史を語る教科書であると称するようなトンデモな本を本屋で見かけても、何が問題であるのかを明確に言語化できずにもどかしく思ってしまうのかもしれませんね。
(おっと、最近引っかかったことに、意図せずして当てにならない結論が出てしまった!)
オマケ「時計の針を動かすということ」 §
実は、10年の時を経て画廊亭を復活させるというのは、狂いまくった時間感覚のリハビリという側面がありそうです。
少なくとも、10年に渡る(あるいはそれ以上のスパンの)テクノロジーの変遷が自分の手の中で実感できます。