半熟英雄4、遊ぶ時間が十分に取れません。
しくしく。
しかし、これは破壊力のある笑えるゲームですね。
まさに、クオリティよりバラエティ。
ゲームシステムも、前作「対3D」より洗練されている感じがあります。
移動経路が全てあらかじめ決まっているのが分かりやすくて良いですね。敵の針路から一度外れて、やり過ごすというような小技が使えなくなってしまいましたが。
世代クロスオーバーの力 §
それはさておき……。
こんな記事を見ました。
これによると、ささきいさおさん、かなりこのゲームの仕事も乗っていたようです。
そして今回、ロック調の曲「半熟6×9(ロック)」も披露された。この曲はささきさんが「ロックを歌いたい」といったことからできたそうで、「半熟Magesとライブもやりたい」というほど、かなり気に入った様子だった。
ささきいさおさんと、彼らスタッフは、完全に世代が違うはずです。
更に、オープニングアニメーションを今回も手がけた金田伊功さんもです。
通常、これほど世代がかけ離れていると、なかなか噛み合わないはずだと思います。
しかし、このゲームのオープニングはしっかりと噛み合っているところが凄いですね。
おそらくは、若年者側に年長者に対する正しい敬意の示し方が備わっており、同時に年長者側にも正しく敬意に値する仕事を遂行する緊張感が備わっているのでしょう。
これらが上手く噛み合うのは、希有な出来事であるような気がします。
実に素晴らしいですね。
そして、このゲーム全体に言えることですが、好き勝手に馬鹿なことばかりやっているように見えて、実は客を楽しませるエンターテイメントとしての路線を一切踏み外していません。つまりは、プロによる芸として構成されているということですね。