JAS-39Cだけでキャンペーンのクリアを目指すグリペン チャレンジを完了しました。
レギュレーションは以下の通りです。
- JAS-39Cを選べるミッションは全てJAS-39Cで飛ぶ
- F-5Eしか選べないミッションはもちろんF-5Eで飛ぶ
- HAWKしか選べないミッションはもちろんHAWKで飛ぶ
- 艦載機しか選べないミッションでは特に指定はない。何で飛んでも良い
- MIR-2000しか選べないミッション11Bを避けるため、最初のコイン選択は必ずフェイス オブ コイン(表)を選ぶ
- 特殊兵装のロケットランチャーを活かすため、2回目のコイン選択はバック オブ ザ コイン(裏)を選びMISSION 16B『砂漠の電撃』をプレイする
- JAS-39Cを選べるミッションでは僚機もJAS-39Cとする。他のミッションではどれを選んでも良い (同一機種で揃える必要はない)
- 特にRANKは問わない
- 難度はACE
- キャンペーンクリアが目標なのでコインの都合でやらないミッションをやる必要はない
JAS-39Cグリペンの長所と短所 §
実際に最初から最後まで、ほぼ全てのミッションをグリペンで飛んでみて思ったことを記します。
まず長所から。身軽なMULTIROLE機であり、加速も良く、機動性もあります。そして、対地にも対空にも必要最低限を上回る攻撃力を持っており、これ1機種でたいていのミッションをクリアできます。STOL性もあるようで、離陸ミッションでは速度80以下でスティックを引いても空に上がれます。まさに北欧の小国が備えるべき万能機という印象を体現しています。
一方で、短所は主に武装面にあります。まず通常ミサイルは68発しかなく、後半のミッションでは明らかに不足します。特殊兵装のロケットランチャーも、実はかなり扱いにくい代物です。確実に地上目標に当てるには至近距離からまとめて打ち込む必要があります。しかし、一定時間発射し続ける無誘導兵器という性格上、発射中は敵ミサイルを回避するための機動を行うことができません。このあたりは、ボタンを押して落とした直後に回避機動に入れる無誘導爆弾と違います。また、遠距離投弾での当たりやすさも、無誘導爆弾に劣ります。もちろん、長所もあります。ロケットランチャーは一定範囲に散らばるので、複数の目標をまとめて叩くことができます。しかし、近い範囲に多くの目標が密集していることが条件となり、これに適した目標は、シンファクシ、リムファクシの対空兵器群ぐらいしか見あたりませんでした。
通常ミサイルは不足、ロケットランチャーも扱いにくいとなると、必然的に銃撃に頼る比率が高くなります。銃撃で破壊できる目標はできるだけ銃撃で破壊し、運良くロケットランチャーで安全に破壊できる目標にはそれを使って、通常ミサイルを節約する……。それがグリペンの上手い使い方かもしれません。
以下、トピックのあるミッションについてコメントしておきます。
MISSION 12A『緑海の火薬庫』 §
本来正面からミサイルを撃ち込まねば破壊できない弾薬庫ですが、ロケット弾は弾薬庫前に撃ち込んでも破壊できました。
余談ですが、斜め前方から銃撃を行って破壊することもできました。
MISSION 13『ラーズグリーズの悪魔』 §
リムファクシ上空から、最大減速でほぼ垂直に降下しつつロケットランチャーで攻撃。多数の凶悪な対空兵器群がみるみる赤くなっていくのを見るのは爽快です。
とはいえ、この戦法は、同じロケットランチャーを装備するMIG-21でリムファクシを沈める方法を活用したに過ぎません。当然、MIG-21より強力なJAS-39Cなら、もっと楽にできて当然です。
MISSION 16B『砂漠の電撃』 §
大量殲滅系の装備を欠くので、どうしても1つ1つチマチマと破壊していくことになり、全てのターゲットを破壊することはできませんでした。
MISSION 17『JOURNEY HOME』 §
きついけど、チョッパー墜落時に全機落としていました。
特に、僚機が頑張ってくれました。
やはり、グリペンは悪くないと思いました。
もっとも、早期にミサイル切れとなって、チョッパー墜落後の敵から逃げるしかありませんでしたが。
MISSION 18+『8492』 §
全機撃墜しようとしました。
ところが、何回かやり直しているうちに、作戦エリア外に飛び去ろうとするE-767を追撃していたら帰還ラインを超えてしまった!
そのままミッションクリア!
あまりに大珍事に唖然……。
面白いネタなので、やり直さず、その結果を採用!
MISSION 19『決路』 §
JAS-39Cは関係ない話題ですが。
トンネル(2個目)でPOPSを追い抜こうと高速飛行をしていたら、途中で壁の位置を把握できなくなり、壁に激突してしまいました。
やり直して、しっかりPOPSのトンネル内追い抜きに成功しました。
MISSION 22『封印』 §
全ターゲット破壊を試みました。(SAMも出てこなくなるまで全て破壊)
足りないミサイルを補うため銃撃多用でクリア!
ここまで来ると、JAS-39Cは銃撃の腕が問われる機種だと感じます。
MISSION 23『ラーズグリーズの亡霊』 §
ミサイル不足でやり直しする羽目に。
しかし、感覚さえ掴めれば、さほど無駄撃ちせずにオヴニルも仕留められます。
腕と慣れさえあれば、JAS-39Cは、安心して飛ぶことができる良い機体だと思います。
MISSION 24『白い鳥II』 §
きついよ!
もちろんクリア可能ですが、きついよ!
ちなみに、ちょっと遊んでフォーゲルと空戦したら、アークバードが補助エンジンでエリア外に出て行きそうになりました。最後はもう、通常ミサイルのリロードタイムすら惜しくなって、必死に銃撃してぎりぎりで仕留めました。
MISSION 27『ACES』 §
トンネル内の全機は落とせなかったものの、リトライ無しででミッションはクリア。
ミッションクリア時には通常ミサイル残りゼロであり、トンネル内の最後の敵機群にはロケットランチャーを打ち込んでみたぐらいです。(当たらなかったけど)
MISSION 27+『THE UNSUNG WAR』 §
グラーバク、オヴニル相手の空戦も、僚機の助けを借りながらとは言え、JAS-39Cで十分に行けますね。SOLGにはロケットランチャーを打ち込んでみましたが、けっこうあちこちに当たっているようです。ターゲット破壊には通常ミサイルを隙間から撃ち込む方が効率が良さそうですが。
グリペン チャレンジの感想 §
楽をするつもりで高性能機を選んだつもりでしたが、一部のミッションはきつかったですね。
しかし、やり直すことが苦にならないのが不思議です。
やはり、このゲームは性に合っていると言うことでしょうか。
機種制限チャレンジはまたやっても良いかな、という気がします。F-16系、F-15系、F/A-18系などのメジャー系の機種制限チャレンジをやっても良いと思うし、TLS封印のFALKENチャレンジも悪くないと感じます。