PS2のDVDドライブが不調をきたしてきて、試しにレンズクリーニングを行ってみました。その結果をチェックするのに、ACE COMBAT 5を入れてみたのですが、何となくやろうと思っていたF-4系機体だけで飛ぶPHANTOMチャレンジを開始。本当は、F-15系機体だけで飛ぶEAGLEチャレンジというアイデアもあったのですが、EAGLEチャレンジの場合F-15Eという使いにくくヤバい機種が含まれるので、気楽な遊びに適さないと判断。PHANTOMチャレンジを選びました。
レギュレーションは以下の通りとしました。
- 自機、僚機にF-4E, F-4G, F-4Xのいずれかが選択できるときはその1つを選ぶ
- 自機と僚機の機種を統一する必要はない
- F-5Eしか選べないミッションはもちろんF-5Eで飛ぶ
- HAWKしか選べないミッションはもちろんHAWKで飛ぶ
- 艦載機しか選べないミッションでは特に指定はない。何で飛んでも良い
- MIR-2000しか選べないミッション11Bを避けるため、最初のコイン選択は必ずフェイス オブ コイン(表)を選ぶ
- 2回目のコイン選択はどちらでも良い
- 特にRANKは問わない
- 難度はACE
- キャンペーンクリアが目標なのでコインの都合でやらないミッションをやる必要はない
感想・優雅なファントムはいいぞ! §
最初、ファントムは駄目だと思いました。その前に乗っていたF-16系機体の軽快さとは似ても似つきません。
しかし、乗り慣れてくるにつれて、感想が変わってきました。
ファントムの機動は、鈍重なのではなく、優雅なのです。
ファントム自身が望む通り空中機動させてやれば、綺麗な成果を出すことができます。
そして、ファントムを乗りこなせるようになれば、F-4XのXMAAは本来の強力な兵器としてのポテンシャルを発揮してくれます。
一方、F-4Gの方は素晴らしい低空低速の安定飛行能力によって対地銃撃にこれ以上無いほどの快適さを発揮します。そして、LAGMは誘導される長射程広範囲対地攻撃兵器であり、正しく使えば多くのミッションで大きな成果を発揮します。
つまり、F-4XもF-4Gも、いずれも十分に強力かつ魅力ある機体だというのが結論です。
1つだけ惜しいのは、結局F-4Eの出番が1回もなかったことですね。
後から、MISSION 25『ハートブレイク・ワン』をF-4E+F-4X×3(RZ)という編成でやってみましたが、F-4Eの特殊兵装のNPB(ナパーム爆弾)は今ひとつ破壊力が足りません。これの一撃で破壊できるものはテントなど僅かなものでした。つまり、使うならせめて2発単位。ということは、10発のNPBの攻撃チャンスはわずか5回。なかなか使いどころが難しい機体だと感じました。
各ミッションの結果と感想 §
以下に各ミッションの結果と感想を書きます。
経緯を辿ることで、ファントムへの物足りなさという感想が、乗りこなすに従って好感に変わっていく経緯が読み取れると思います。
ちなみに、一部のミスはフリーミッションで辻褄を合わせています。
MISSION 05『第三艦隊集結』 §
F-4X×4 (RZ)
最強クラス……というには物足りない戦闘機。
この程度のミッションには十分ではあるけれど……。
MISSION 06『白い鳥I』 §
F-4X×4 (RZ)
XMAAは数が少なく物足りないことを実感。
XMAA装備の強力戦闘機というよりは、形だけXMAAを装備した中の上クラスの戦闘機?
MISSION 07『サンド島防衛戦』 §
F-4G+F-4X×3 (RZ)
前半戦はいつも通り。LAGMは温存。
敵艦は全て沈めました。
シンファクシ浮上後は、即座にシンファクシ本体にLAGM全弾を撃ち込みます。これでアークバードがレーザーを撃ってくれました。あとは通常ミサイルを撃ち込んでミッション完了。
とはいえ、F-4Gは機動性が低くとろい機体であり、おそらくキャンペーン後半では使えないでしょう。PHANTOMチャレンジの前途が危ぶまれます。
MISSION 08『希望という名の積荷』 §
F-4X×4 (RZ)
1回失敗。輸送機が落とされました。AAシステム通過で1発マザーグースワンに食らってしまうというミスをしたとはいえ、これは痛恨。
このミッションの失敗は本当に久々です。
それぐらい、F-4Xでやるマザーグースワンの護衛はきついです。
MISSION 09『憎しみの始まり』 §
F-4G+F-4X×3 (RZ)
どの機種でもクリアできるミッションなので、クリアはできますが。
しかし、機動性の低いF-4Gでこまめに地上のターゲットを破壊するのはしんどいです。
しかも、LAGMはバンカーを1発で破壊できません。特殊兵装を使ってもあまり効率が上がりません。
MISSION 10『見えざる姿』 §
F-4X×4 (RZ)
クリアするだけなら問題はない……。
けれど、思い通りに戦うには物足りない。
MISSION 11B『代償の街』 §
MIR-2000D×4
コインを間違えた。
ま、たまにはいいか。
フライドチキンだけ撃ち漏らしたが、RANK Sでクリア。腕はまあまあの水準で維持されているらしい。
MISSION 12B『四騎』 §
F-4G+F-4X×3 (RZ)
敵機が出てこなくなるまで続けてから終わり。
全ての敵を破壊。
F-4Gの低速飛行の安定性は良好。
倉庫内の敵は、上からのLAGMでまとめて撃破。こういう使い方では、LAGMは強いです。
ついでに、F-4Gで空戦もやってしまった。多くは僚機のF-4Xが落としたけど。
MISSION 13『ラーズグリーズの悪魔』 §
F-4G+F-4X×3 (RZ)
LAGM8発で、リムファクシは潜行不能に。最大減速しながら連続で撃ち込めば8発は一気に行けます。
LAGM強い!
F-16XLのXAGMがリムファクシに通用しなかったのとは大違い。
MISSION 14『零下の檻』 §
F-4X×4 (RZ)
じっくり攻略方法を練ると、タイムアタックも楽しめそうな印象。ファントムというハンデも、楽しむネタになりそう。
MISSION 15『凍土からの救難信号』 §
F-4X×3 (RZ)
F-4Xがあれば、問題ないです。
MISSION 16B『砂漠の電撃』 §
F-4G×2+F-4X×2 (RZ)
F-4Xはそこそこ頼れるので、あえてそれを使わない(F-4Gを使う)選択肢を選びました。
これで地上ターゲットはほぼ全て撃破成功。
実は低速飛行に優れたF-4Gは、銃撃で地上を相当するのに適しているかも?
が、セーブと間違えてRETRYを選んでしまった!
同じミッションをやり直し。
その後2回失敗、撃墜される。
意味はないけれど、もっと的確な作戦で勝ちたいと思い、編成を変更。
F-4G+F-4X×3 (RZ)
F-4Gの低速飛行能力は確かであり、対地攻撃はブレイズだけで十分。逆に、敵機に追われて回避している時間がもったいないと感じます。つまり、僚機が敵機を引き受けてくれれば、それだけで対地攻撃の戦果も上がるはず。
というわけで、F-4Xを増やし、僚機指示は↓COVERを多用。
その結果、MISSION UPDATRE前には地上も空も敵はなし、という素晴らしい戦果となりました。
もっとも、ミッションが完了したとき、通常ミサイル、LAGMともに残弾0。銃弾は83発しか残っていませんでした。
念のために言うと、どうも戦艦に撃ったLAGMは射程外だったようで命中しなかったようです。角度的に確認しにくかったので誤認した可能性があります。つまり、LAGM抜きで、ほとんど銃撃だけで戦艦を沈めたことになります。
MISSION 17『JOURNEY HOME』 §
F-4X×4 (RZ)
チョッパー墜落前に全機撃墜成功。
十分に強力な戦闘機でした。
MISSION 18『クルイーク要塞攻防戦』 §
F-4X×3 (RZ)
次のミッションで全機撃墜したいので、戦闘機で出撃。
もう、戦闘機で要塞攻略するのに慣れてしまいました。
MISSION 18+『8492』 §
F-4X×3 (RZ)
ネームド機を含め全機撃墜。
やったね。
MISSION 19『決路』 §
HAWK×4 (OS)
いつも通り。
MISSION 20『古城の幽閉者』 §
F-35C+F-14D×3 (RZ)
いつも通り。
MISSION 21『孤空からの眼差し』 §
F-4X (RZ)
最後の逃亡に時にトロいな、と思ったもののRANK S取得には十分だった。
MISSION 22『封印』 §
F-4G+F-4X×3 (RZ)
と思ったら間違えていて、実は
F-4G+F-14D×3 (RZ)
だったことが発覚。4と14は似てるから間違えた~。
フリーミッションでやり直しだな。
MISSION 23『ラーズグリーズの亡霊』 §
F-4X×4 (RZ)
アホな無駄な機動で墜落。まさにアホ。
2回目は、前半戦で一般の敵戦闘機に落とされました。
そして、3回目でやっとクリア。
MISSION 24『白い鳥II』 §
F-4X×4 (RZ)
2回失敗した後、ともかく必死に回避機動を続けるしかないと思い直してクリア。
MISSION 25『ハートブレイク・ワン』 §
F-4G+F-4X×3 (RZ)
バートレットに敬意を表してF-4Gで出撃。
進路選択は全て近道。
F-4Gで8492と空戦しようと思いましたが、結局僚機が全て落としてしまいました。F-4Gで攻撃チャンスを得る頃には、僚機が既に撃っているという感じでした。
MISSION 26『混迷の海』 §
F-35C+F-14D×3 (RZ)
いつも通り。
MISSION 27『ACES』 §
F-4X×4 (RZ)
機体を信じて無理をせず、ただひたすら勝利に執着して跳び続ければ、F-4Xは十分に頼れることが分かりました。
MISSION 27+『THE UNSUNG WAR』 §
F-4X×4 (RZ)
乗り慣れれば、F-4Xは十分に期待に応える戦闘機だと言うことが良く分かりました。
MISSION 12A『緑海の火薬庫』 §
キャンペーンクリア後に、フリーミッションでやり直し。
F-4G+F-4X×3 (RZ)
トンネルを正面以外からでも破壊できるLAGMと、超低速対地銃撃に優れるF-4Gは非常に良いです。唯一の問題は、トンネルの数よりLAGMの装備数が少ないことですが、それは致命的な問題ではありません。要するに、トンネル正面から攻撃することは、けして難しくはないからです。正面以外から攻撃できる特殊兵装は、時間短縮のために使うものです。
やはり、ファントムはいいぞ。
MISSION 11A『報復の連鎖』 §
キャンペーンクリア後に、フリーミッションでやり直し。
F-4X×4 (RZ)
1回ミスって地面にキスをしてしまいました。
2回目でクリア。もともと楽なミッションなので、特に問題は無し。
MISSION 22『封印』 §
キャンペーンクリア後に、フリーミッションでやり直し。
F-4G+F-4X×3 (RZ)
F-4Gで空戦までやってしまったよ。気分はバートレット!
繰り返し出てくるSAMも全て破壊。敵機も全て撃墜。地上ターゲットは上流も下流も全て出現させて撃破。
ファントム、いいよ!