X-29Aだけで飛ぶX-29Aチャレンジが終わりました。「F-5Eだけで飛ぶタイガーチャレンジ」、「F-2A/F-20Aだけで飛ぶ2Xチャレンジ」を終えた結果、F-5E系の機体でチャレンジしていないのはX-29Aだけとなりました。
しかし、ここまで来たらぜひX-29Aで飛んでみたいので、これだけで飛んでみました。
レギュレーションは以下の通りとしました。
- 自機にX-29Aを選択できるミッションは、X-29Aを使用する
- 僚機にX-29Aを選択できる場合はできるだけ選択するが、困難であれば他機種を選んでも良い
- F-5Eしか選べないミッションはもちろんF-5Eで飛ぶ
- HAWKしか選べないミッションはもちろんHAWKで飛ぶ
- 艦載機しか選べないミッションでは特に指定はない。何で飛んでも良い
- MIR-2000Dしか選べないミッション11Bを避けるため、最初のコイン選択は必ずフェイス オブ コイン(表)を選ぶ
- 2回目のコイン選択はどちらでも良い
- 特にRANKは問わない
- 難度はACE
- キャンペーンクリアが目標なのでコインの都合でやらないミッションをやる必要はない
感想・X-29A §
ごめんなさい。X-29Aのことをずっと誤解していました。
空戦における超絶機動は飛び抜けています。それに加えて、よく曲がる超絶機動を活用した対地銃撃のやりやすさは絶品。つまり、対空に使って良し、対地に使って良しの万能機です。機動が超絶過ぎて慣れないと乗りこなせませんが、そのじゃじゃ馬ぶりがまた愛しいですね。
しかし、ぬるい空戦ミッションで使っても、X-29Aの価値はあまり目立たないのも事実です。それゆえに、誤解してしまった側面があります。
空戦での価値は、たとえばMISSION 18+『8492』のようなハードなミッションで空戦してこそよく体感できます。減速して機種を回してオーバーシュートを狙うような機動が、これほど簡単かつスムーズにできる機種は、他にないでしょう。
対地銃撃の件は、一見して対地攻撃に向かないように見えるこの機種で銃撃してみなければ気付くことができません。
そういう意味で、単一機種だけでキャンペーンを貫徹するチャレンジは、真の機体の魅力を体感するために非常に価値のある行為であると言えるかもしれません。
さて、ある意味で最強クラスとまで思えるX-29Aにも弱点があります。
1つは、地上目標へのロックオンが遅いこと。FIGHTERなのでやむを得ない面はありますが、通常ミサイルによる対地攻撃はもたつくことがあります。
もう1つは、ミサイル装備数の少なさです。たとえばMISSION 22『封印』のような敵の多いミッションで全目標破壊を目指すと、機銃弾を全て撃ち尽くしてすら足りないという状況が発生します。
そのような弱点はあれど、前者は腕でカバーでき、後者に該当するミッションは少数であるため、たいていは問題になりません。
つまり、そこそこの腕と、この機種の特性を理解し愛おしむ気持ちさえあれば、たいていの場合X-29Aは素晴らしい成果をもたらしてくれると思います。
ちなみにX-29A使いこなしのポイントは、失速寸前の低速飛行を無意識的に維持できるようになることです!
各ミッションの結果と感想 §
以下に各ミッションの結果と感想を書きます。
MISSION 05『第三艦隊集結』 §
X-29A×4
過敏といえるほどの機動性。機体がこちらの期待以上に振り回されます。(←ダジャレ)
QAAMを使わず通常ミサイルだけでクリア。
かなり無駄撃ちをしていますが、最後の通常ミサイルで最後のF-35Cにとどめを刺せたのは上手い展開でした。
MISSION 06『白い鳥I』 §
X-29A×4
機動性は過剰ですが、速度と加速はちょっとイマイチかも……。
MISSION 07『サンド島防衛戦』 §
X-29A×4
1回リトライする羽目に。
海面スレスレの攻撃は、過敏な操縦性ゆえに海面に叩き付けられるリスクと隣り合わせ。うーん、スリリング!
敵が多いのに対艦攻撃できる装備が少ないので、いつもと違ってホバークラフトを銃撃で破壊したり、フリゲートをいつもなら通常ミサイル×2+機銃で撃沈するところを通常ミサイル×1+機銃にしてみたり。強襲揚陸艦は機銃だけで撃沈してみたり。
結局、敵艦はほんとうにぎりぎりで全て沈めることができました。
ミッションクリア時、残弾は機銃63、通常ミサイル0、QAAM4でした。
MISSION 08『希望という名の積荷』 §
X-29A×4
AAシステム通過時にヨーで気楽に曲がっていたら、マザーグースワンがAAシステムに落とされてしまいました。
通常の機種なら、加速せず、ヨーだけで曲がっていれば問題ないのですが、X-29Aはより以上に注意が必要とされうようです。
リトライ。
そして、めいっぱいマップ東までマザーグースワンを連れて行って空戦開始。
緊張感のある面白い空戦を楽しめました。
MISSION 09『憎しみの始まり』 §
X-29A×4
X-29Aの超絶機動性はいったい何に使うと便利かという疑問への答えが出ました。
ちまちまとした対地攻撃、特に銃撃を行う際に便利です。低速で飛びつつクイっと曲がることで、鈍重な機体では狙いようがない目標をまとめて攻撃できます。
つまり、X-29Aは空戦に使っても良好ですが、銃撃主体の対地攻撃にも適性がありそう。こういう意外な特徴を見出すためには、単一機種だけでミッションクリアを目指すチャレンジが有効です。
実はF/A-18Eと似た性格の機体かもしれません。もっとも、X-29Aの方が遙かに飛ばしにくいのですが。
ミッションクリア時、残弾は機銃178、通常ミサイル3、QAAM0でした。
MISSION 10『見えざる姿』 §
X-29A×4
虚像か実体かを見定めてからヘッドオンでF-15Cに通常ミサイルを撃ったところ、相手も同時に撃ってきました。もちろん、そのような事態を想定して回避機動したものの不十分で落とされてしまいました。リトライ。
電子戦機を最後に落とすやり方でクリア。ネームド機以外出てきた敵機は全機撃墜。
MISSION 11A『報復の連鎖』 §
X-29A×4
失速寸前まで減速しての対地銃撃はスリリング&デンジャラスでドッキドキ!
MISSION 12A『緑海の火薬庫』 §
X-29A×4
最後のトンネルを攻撃する際に、手前の歩兵SAMが3発撃ってくる下をかいくぐって攻撃。それを、思い通りにやってのける超絶機動は、X-29Aならでは。まあ機動性が良い他の機種でもできますが。
出てきた敵は、歩兵のSAM以外は全て撃破。
ミッションクリア時、残弾は機銃558、通常ミサイル18、QAAM0と余裕ありまくりでした。
思ったほど厳しくないのは、通常ミサイルや機銃でトンネルを破壊するのに慣れてきたから?
MISSION 13『ラーズグリーズの悪魔』 §
X-29A×4
対空特殊兵装の機種で、リムファクシ撃沈に成功したことはありません。(頑張ればできるようですが、そこまで頑張っていなかった)
しかし、X-29Aなら、もしかしたらクリアできるかという希望はありました。
というのは、X-29Aの超絶機動なら、通常ミサイルの攻撃チャンスを増やせるかもしれないと思ったからです。
実際、増やせました。リムファクシ浮上ムービー後の攻撃では、「通常ミサイル発射+360度旋回」という手順を普通の機種では2回しか行うことしかできません。しかし、X-29Aは3回行うことができたのです!
しかし、それでも打撃力が僅かに足りません。初回攻撃時はベストの位置からスタートするので効率よく行けるのですが、2回目以降の浮上は位置関係がベストではないため、効率よくミサイルを撃ち込めません。
さすがに無理か……。クリア断念。
X-29A+YA-10B×3
しょうがないので、僚機に助っ人を編入。しかし、まるで燃料気化爆弾を使ってくれない……。
X-29A+F-35C×3
しょうがないので、もっと対艦攻撃に使えそうなLASM装備のF-35Cに僚機を変更。僚機のやる気を出すために、QAAMでUAVも積極的に攻撃。
そして、1発だけLASMがやっと使われた!
必至にX-29Aで通常ミサイルを叩き込み、何とかリムファクシを潜行不能に!
その後、通常ミサイルで対空兵器を潰し、リムファクシ本体は銃撃で沈めました。
結論: つまり僚機が特殊兵装を使ってくれるかどうかのギャンブル勝負……。
MISSION 14『零下の檻』 §
X-29A×4
戦闘機としての素質の良さから楽勝。
対空兵器の破壊は、クイっと曲がって銃撃できてX-29Aならでは楽しみを堪能できます。
つまり、このミッションへの相性が良い機種なのかも?
ただし、このクセの強い機種を乗りこなし、超低空を地面にキスをさせずに飛ばせればの話ですが。
MISSION 15『凍土からの救難信号』 §
X-29A×3
ナガセの位置確定中に落とされて2回リトライ。
対空兵器を攻撃中に、どうしても意図した目標が選択されず、焦っているうちに誤って地面にキス。リトライ。
そして、やっとクリア。ナガセの位置確定中のミサイル回避機動の新技を開発。上昇と降下だけでミサイルを回避すれば、ナガセの方角を見失ったりしないぞ!
MISSION 16A『砂漠の矢』 §
X-29A×4
途中でミサイル不足が気になったので、B-52などの大型機は銃撃中心で撃墜。これに余計な時間を掛け、機銃弾もかなり浪費。
これで良い成果は出せないかと思いましたが違いました。
地上の目標は全て撃破。やはりX-29Aは対地銃撃最高!
TOTAL POINTS 29840でRANK Sクリア。
ミッションクリア時、残弾は機銃0、通常ミサイル0、QAAM3でした。
QAAM9発はMISSION UPDATE後のために温存しておきましたが効率よく落とせたので3発残りました。
ちなみに、最後の機銃1発で、赤くなっていたTENT(だと思う)を破壊したのは爽快!
MISSION 17『JOURNEY HOME』 §
X-29A×4
チョッパー墜落時にオレンジの敵機を1機残してしまいました。
しかし、ミサイルを無駄撃ちしないでもっと慎重に戦っていれば、これも落とせていたでしょう。何せ、終わりの方はミサイルが切れて銃撃で戦っていましたので。
MISSION 18『クルイーク要塞攻防戦』 §
X-29A×3
X-29Aはやはり対地攻撃に良い!
ミサイルと銃撃でいつもより多く敵を破壊できました。
MISSION 18+『8492』 §
X-29A×3
これは凄い。
X-29Aは、ものすごくベルカ飛行隊との空戦をやりやすいです。
これはやり方にもよると思いますが、最大減速しつつ機体の向きをロケーターの方に振って敵をオーバーシュートさせる機動が、驚くほどやりやすいのです。
1回は、ミサイルの前に飛び出してリトライしましたが、空戦がやりやすいという印象は間違いありません。
妙なところで感動を味わえるものだと驚かされました。
MISSION 19『決路』 §
HAWK×4
本題と関係ないですが、2番目の洞窟内で、左の経路から途中で右の経路に抜けるバイパスを初めて抜けてみました。
MISSION 20『古城の幽閉者』 §
F-35C+F-14D×3
MISSION 21『孤空からの眼差し』 §
X-29A
機動性が高いので、レーダーを回避する微妙な機動や、写真撮影の時間待ちなどもスムーズに完了。
MISSION 22『封印』 §
X-29A×4
まさかの全兵装の弾切れ!
あまりにも快適すぎるがゆえに、銃撃しすぎて弾切れ……。
僚機に攻撃してくれよ、と願ったものの十分に攻撃されず。
赤い岩盤を目の前に、無念のリトライ。
次は、機銃弾も節約しつつシビアなプレイをしていたところ、終盤で撃墜されてしまいました。欲をかいて空戦までやろうとしたのが悪かったようです。リトライ。
今度は、機銃弾を節約することはもちろん、空戦は一切僚機に任せると割り切って挑戦。
そして、上手くクリアできました。
ミッションクリア時、残弾は機銃206、通常ミサイル0、QAAM10でした。空戦をしないので、QAAMは1発も使いませんでした。
ちなみに地上の敵は、河川上流下流の隠し目標、繰り返し出現するSAMを含め、全て撃破。
このミッションで、X-29Aの思わず弱点がミサイル不足であることが良く分かりました。ちなみに、機銃弾は800発で全機種共通。通常ミサイルは60発。QAAMは10発。たとえばF/A-22Aの場合通常ミサイル82発、XMAA16発という圧倒的な差があります。
MISSION 23『ラーズグリーズの亡霊』 §
X-29A×4
QAAMでオヴニルのうち3機まで撃墜成功。
うっかり見落としていたものの、QAAMは対オヴニル戦で有効な特殊兵装かもしれません。
実際、クリア時間の8'21"は自己ベストです。
それまでのベストは8'36"ですが、それを15秒も下回るタイムをあっさりと出せました。
ちなみに、8'21"も最善の自己タイムとは言えません。実は前半戦でヘリを1機撃ち漏らして引き返しているロスタイムがあるのです。
MISSION 24『白い鳥II』 §
X-29A×4
RANK Bでしかなかったものの、驚くほど楽にクリアできました。
回避機動とミサイル攻撃の両立が、機動性ゆえに容易に実現できたのです。ここでも意外な個性を発揮するX-29A……。面白い……。
MISSION 25『ハートブレイク・ワン』 §
X-29A×4
X-29Aは強いよ! いや本当に、強いです。
対地攻撃もスムーズ。
8492との空戦も圧倒的にスピーディーに終わります。
MISSION 26『混迷の海』 §
F-35C+F-14D×3
MISSION 27『ACES』 §
X-29A×4
トンネル内の第2波を2機以上撃墜してRANK Sを取ろうと思ったものの、どうやら落としきれなかったようで、RANK Aで終わりました。しかし、リトライを繰り返せば、不可能ではなさそうな雰囲気。要は、短時間の間に通常ミサイル2発+ターゲット変更+QAAM発射+ターゲット変更+QAAM発射ができれば良いわけです。
MISSION 27+『THE UNSUNG WAR』 §
X-29A×4
くるくる良く回るネームド機とX-29Aで勝負がしたくて、わざわざリトライして残り1:15でベルカ飛行隊を全滅させました。
そして、いよいよネームド機と対決! ヘッドオンで一撃ヒット!
さあ、本格的な相手の尻尾を狙って回り続けるドッグファイトだ!
と思ったらその敵機は僚機に落とされてしまいました。