HAWKだけで飛ぶHAWKチャレンジが終わりました。攻撃力はさほどでもありませんが、なぜか気になるこの機種です。限界を超えるためには、ぜひとも乗りこなしたい機種なので、チャレンジしてみました。
レギュレーションは以下の通りとしました。
- 自機、僚機にHAWKを選択できるミッションは、HAWKを使用する
- F-5Eしか選べないミッションはもちろんF-5Eで飛ぶ
- 艦載機しか選べないミッションでは特に指定はない。何で飛んでも良い
- MIR-2000Dしか選べないミッション11Bを避けるため、最初のコイン選択は必ずフェイス オブ コイン(表)を選ぶ
- 2回目のコイン選択はどちらでも良い
- 特にRANKは問わない
- 難度はACE
- キャンペーンクリアが目標なのでコインの都合でやらないミッションをやる必要はない
感想・HAWK §
HAWKはQAAM装備のFIGHTERですが、実は最大の魅力は対地銃撃のやりやすさにあると感じます。単に「やりやすい」どころではなく、慣れると悪魔的な誘惑ですらあります。安定した低速飛行と、機敏に向きを変えられる機動性は、まさに対地銃撃にうってつけ。
しかし、本格的な対地攻撃機として使おうと思うと、通常ミサイル数の少なさがネックになります。これに対処するには、機銃を節約撃ちして、できるだけ通常ミサイルを節約しつつ攻撃するしかありません。
さて、空戦ですが。乗りこなしさえすれば比較的強いと思います。マスコットっぽいコンパクトな見かけよりも強く感じられると言っても良いです。
まず、比較的高速で機敏に動けることが長所です。特にロールの速さが素晴らしいですね。
しかし加速が悪く、スピードに乗るには時間を要します。実は、ミサイル数の少なさよりも、こちらの方が大きなウィークポイントかもしれません。ゆえに、一度スピードに乗ったら、スピードを落とさないように飛ぶスキルも必要とされます。HAWKは低速飛行が得意ですが、速度が必要なときはそれを忘れることも必要です。
通常ミサイルによる攻撃は、漫然と撃つと当たりにくいと言えます。当てやすくするには、スピードに乗せて撃つか、あるいは、至近距離まで接近して真後ろから当てます。
特殊兵装のQAAMは文句なく強力です。しかし6発しかないので、使いどころを慎重に見切る必要があります。QAAM節約のため、耐久度の高い戦闘機はQAAM2発ではなく、手間が掛かってもQAAM1発+通常ミサイル1発で仕留める必要があるかもしれません。E-767のような大型機を一撃(QAAM2発同時発射)で仕留めるために温存するのも1つのやり方です。
さて、結論ですが。HAWKは乗りこなすとクセになる悪魔的な誘惑のある機種です。上手くはまると、絶大な攻撃力を発揮してくれたりします。ACE COMBAT 5がつまらなくなってきたら、(機種固定ミッションを除き)HAWKだけでキャンペーンクリアを目指してみると良いと思います。少なくとも、私にはとても面白いチャレンジでした。
各ミッションの結果と感想 §
以下に各ミッションの結果と感想を書きます。
MISSION 05『第三艦隊集結』 §
HAWK×4
HAWKは比較的高速で機敏に動けます。特にロールの速さが素晴らしいですね。
散弾ミサイル回避のために高度5000ft以上に上がったあと、なぜか背後上方至近距離にスノーのF-14Aがピッタリとくっついて飛行していました。右スティックで視点を変えるだけで、至近距離にF-14Aの腹側がよく見えました。
MISSION 06『白い鳥I』 §
HAWK×4
全てのミサイルを使い切りました。QAAMはB-2A攻撃に使いましたが、6発では3機しか落とせません。最後の1機は通常ミサイルで落とすことになりました。
やはり、ミサイルの数がウィークポイントですね。
MISSION 07『サンド島防衛戦』 §
HAWK×4
ミサイル節約のために艦船を全て銃撃で沈めようと思ったら、フリゲート艦に激突。激突直前に、一瞬だけ間近に見ましたが、けっこう細かく作り込んでありますね。リトライ。
ミサイル警告からの回避が0.3秒ぐらい遅れて撃墜されてしまいました。疲れているときは緊張が持続せず、ダメですね。リトライ。
そして、クリア。艦船のかなりの割合は銃撃だけで沈めました。出てきた艦船は全て撃沈。シンファクシは、通常ミサイルでチマチマと追い込んで沈めました。
ミサイルの節約が必要という点を除けば、申し分のない戦闘機だという印象です。
MISSION 08『希望という名の積荷』 §
HAWK×4
マップ右端までマザーグースワンを誘導して、できるだけ空戦時間を確保。しかし、スコア的には大した数字にはなりませんでした。やはり戦闘機としての力はやや低めという感じでしょうか。
MISSION 09『憎しみの始まり』 §
HAWK×4
BUKER攻撃は銃撃主体で危なげなくクリア。
MISSION 10『見えざる姿』 §
HAWK×4
のんきにE-767を銃撃していたら撃墜されてしまった。情けない。リトライ。
ミサイルの出し惜しみはせず、ミサイルで敵機を落としつつ、適当な頃合いを見計らってネームド機に向けて進路変更。ところが、ネームド機に向け飛び始めて間もなく、ミッションが終わってしまいました。まさか、ミッション失敗!?と思いましたが、どう見てもミッション完了。何と、残りの輸送機を僚機が全て落としてしまったのでした。これはびっくり。やはりHAWKは侮れない性能を持った戦闘機というべきでしょう。
MISSION 11A『報復の連鎖』 §
HAWK×4
やはり、HAWKは乗り慣れると強い!
MISSION 12A『緑海の火薬庫』 §
HAWK×4
ああ、これは面白かった!
出てきた敵は歩兵のSAMを除き全て撃破。
タイムは残り時間2秒03。2分3秒ではありません。2秒03です。TUNNELへの最後の一撃が命中しなかったときは焦りました。リトライを覚悟しつつ再攻撃してこのタイムで終了。ちなみに、最後のCH-47を、ぎりぎりと自覚しつつ撃墜しに行ったことで、これほど緊迫することになりました。
残弾は機銃579、通常ミサイル6、QAAM0でした。
HAWKで飛ぶことがとても面白かったミッションでした。
MISSION 13『ラーズグリーズの悪魔』 §
HAWK×4
ああ、これも、とても面白かった!
2回リトライしましたが、リムファクシ撃沈成功。
とてもシビアなミッションでした。
クリアのコツは別にまとめました。
HAWKでリムファクシを沈める方法・MISSION 13『ラーズグリーズの悪魔』高難度攻略参照。
MISSION 14『零下の檻』 §
HAWK×4
いきなりヘッドオンで落とされてリトライ。
F-16C B60にはちょっと苦戦。空戦が面白い。
トーネードは、QAAM×2あるいはQAAM+通常ミサイルで楽々落とせました。他の機体ならQAAM×2を撃っても良いところですが、HAWKはQAAMを6発しか持っていないので、4機のトーネードを落とすにはそれではたりません。(とはいえ、1機は通常ミサイルだけで落として、余ったQAAMはSU-27を落とすのに使いましたが)
低速飛行が得意なので、通常ミサイル+銃撃による対空兵器の殲滅は非常にスムーズに進行。これは1つの快感ですね。このミッションでは問題になりませんが、ミサイル装備数の少なさは本格的な対地攻撃機として使えない理由になるかも。
MISSION 15『凍土からの救難信号』 §
HAWK×3
かなりスムーズにクリアできました。
低速でじっくり対地攻撃してシーゴブリンの安全を確保できるし。
空戦も、たった6発でもQAAMが使えることで優位に立てるし。
思った以上にHAWKは優れた機種かもしれません。このミッションに向いています。
MISSION 16A『砂漠の矢』 §
HAWK×4
対地攻撃への誘惑はMISSION 22『封印』あたりで満たすとして、ここではコインの表を選択。
やはり空戦はきつい。
しかし、対地銃撃能力は見事なもので、野戦飛行場は全て撃破。そのあと、ハンガーを破壊してから、司令部に向かったものの、FLAK GUNを撃破した時点でMISSION UPDATE。
この時点で、残弾は機銃約40、通常ミサイル0、QAAM6。温存したQAAMを2発ずつE-767×2とKC-130に撃ち込んでミッションクリア。
MISSION 17『JOURNEY HOME』 §
HAWK×4
ミサイルがたらねえミサイルがたらねえミサイルがたらねぇ~。
チョッパー墜落時全機撃墜成功。このとき、既に通常ミサイルもQAAMも0。最後のオレンジ色のTYPHOONは必死の銃撃で落としましたが、高速性と激しい機動で振り切ろうとするTYPHOONを銃撃で仕留めるのはまさに至難の業。
チョッパー墜落時の機銃弾は403発のみ。
MISSION UPDATE後の空戦は、ほとんど逃げることしかできませんでした。といっても、銃撃でオレンジ色のSU-27を仕留められたのはHAWKの優秀性があればこそでしょう。ミッション終了時の機銃弾は381発でした。もちろん、通常ミサイルとQAAMは0です。
でも、けっこう面白かったですね。
MISSION 18『クルイーク要塞攻防戦』 §
HAWK×3
HAWKの対地銃撃のやりやすさは特筆に値します。
要塞の入り口のゲート上部にある2つの砲台を、1回の攻撃で両方とも破壊できたのがその証拠。入り口の背後で待ち伏せている敵車両も、6両中4両までターゲット可能になる前に銃撃で破壊できました。
MISSION 18+『8492』 §
HAWK×3
ドキドキのハードな空戦を再体験。HAWKによる全機撃墜クリアは既に実践済みなので「再」体験です。
敵第3グループ出現直後に落とされてしまった。リトライ。
ネームド機はたぶん落としたと思います。
QAAMはE-767撃墜に使った2発×2だけで、2発は使わずに残りました。
MISSION 19『決路』 §
HAWK×4
前ミッションから機種を変えずにこのミッションができるのは、ちょっと新鮮な驚きですね。操縦特性への慣れを気にせず、このミッションを行うことができました。
ちなみに、調子に乗って2番目のトンネルは左通路から右通路に抜けてみました。
MISSION 20『古城の幽閉者』 §
F-35C×2+F-14D×2
MISSION 21『孤空からの眼差し』 §
HAWK
高速低空飛行を実施。RANK Sでクリア。
とはいえ、ちょっと緻密さを欠くうかつな飛行になってしまうのは疲れのせいか、このゲームに飽きてきたからか、それともHAWKの飛行特性の誘惑なのか……。
MISSION 22『封印』 §
HAWK×4
残弾機銃390、通常ミサイル0、QAAM0でクリア。
TIMEは16'59"。TOTAL POINTS 44210。
地上の敵は河川上流下流、繰り返し出てくるSAMを含め、全て撃破。
時間と武装に余裕を持って終わることができたのは、やはりHAWKの優秀性、特に対地銃撃性能の高さを証明するものでしょう。もちろん、機銃は節約撃ちを心がけていましたが。
ちなみに、対空で撃ってくる敵(AA GUN, SAM, GUN BOAT, WATCH TOWER等)は通常ミサイルを使いましたが、撃ってこない目標(岩盤を除く)は全て銃撃で叩きました。それにしても、トップクラスの対地銃撃適性と言えるかもしれません。HAWK侮りがたし。
ちなみに、岩盤にはQAAM3発も叩き付けました。
MISSION 23『ラーズグリーズの亡霊』 §
HAWK×4
情けない。前から来るオヴニルの銃撃を避けようと高度を下げたら岩にあたってリトライ。あとで確認しましたが、この岩は遠近感が掴みにくいテクスチャの突起でした。とほほ。
今度はMISSION UPDATE前に撃墜されてリトライ。
3度目の正直でクリア。HAWKは加速の立ち上がりが悪く、オヴニルに追いつくのに時間が掛かります。しかし、スピードが乗ればけっこう速いので、さほど大きなハンデとも感じられません。
MISSION 24『白い鳥II』 §
HAWK×4
2回UAVに落とされてリトライ。
最近の趣味に従い、LAUNCHERと下部レーザーを攻撃に行きました。その結果、ブースター点火前にこの3つの撃破に成功。ちなみに、QAAMはこの段階で惜しげもなく全て投入。
しかし、当然それだけの攻撃を行えば、ミサイルの少ないHAWKではミサイル不足に陥ります。最後のエンジンを攻撃中に全てのミサイルが尽き、銃撃で撃破しました。もちろん、補助エンジンも銃撃しました。僚機のミサイルが結果的にとどめを刺しましたが。
ちなみに、このミッションを行う上で、HAWK最大の弱点となるのは、ミサイルの数ではなく加速力の低さです。うかつな減速をすると、追いつくのに時間が掛かってしまいます。それゆえに、できるだけ速すぎず遅すぎない速度を維持することが、クリアのポイントになると思います。
MISSION 25『ハートブレイク・ワン』 §
HAWK×4
あまりに対地銃撃が快適なので、調子に乗って撃ちまくっていたら機銃が弾切れ!
通常ミサイルは半数以上が残っているのに!
この対地銃撃の快適さは悪魔的な魅力がありますね。
8492相手の空戦は3機までは快適に進行。スピードに乗せてミサイルを撃てば当たりやすいようです。最後の1機は強烈な回避機動を繰り返し、通常ミサイルがまるであたらず1発当てた段階で弾切れに。手つかずのまま残っていたQAAMを使おうかと切り換えたところ、すぐに僚機のミサイルが命中してミッションクリア。
MISSION 26『混迷の海』 §
F-35C+F-14D×3
MISSION 27『ACES』 §
HAWK×4
トンネル内敵機第2グループ3機を全機撃墜しようとして焦って操作ミス。壁に激突してリトライ。情けない。
結局、トンネル内敵機第2グループへの攻撃は失敗し(おそらく1機のみ撃墜)、RANK Aでクリア。
MISSION 27+『THE UNSUNG WAR』 §
HAWK×4
残り約30秒でベルカ飛行隊全滅。
僚機の活躍が著しいです。
通常ミサイルだけでSOLG破壊完了。機銃は1発も撃たず。残り通常ミサイル2、QAAM0。
つまりですね。ミサイル装備数が少ないHAWKでありながら、機銃を使わないでSOLGを仕留められたということは、HAWKは使いこなしさえすれば優秀機ということです。これが結論かな?