Poser 6.0日本語版を、過去のバージョンのユーザーに1万円で売るというキャンペーンの電子メールが来たので、ほんの少しだけ経済的なゆとりもできていたので、買ってみることにしました。
Poserというのは、いろいろとトラウマがあるソフトで、Autumn Visual FactoryのCG作品でよく人型を生成するのに使っている割に、ずっとかなり古いバージョン2のデータをDXF形式でLightWave 3Dに持ち込んで使っていたという屈折した状況でした。しかも、バージョン4まではかなり期待して買ったのに使えなかった過去が。その上、5~6はバージョンアップもしていません。このように、Poserは心の大きなトラウマを残していたソフトです。
というわけではたしてトラウマの解消はなったか!?
見上げる二人 §
まあ、こんなものは簡単に作れますね。
ちなみに、男の方は、フレーム外で勃起しています。生殖器をオンにするとペニスが付加されるだけでなく、ダイヤルで勃起状態もコントロールできます。アニメーションでむっくりと起てることもできます。
一応補足しておきますが、女性の方は筋一本で面白くありません。念のため。
布地のシミュレーション §
布地のシミュレーションがデフォルトでできるようなので、試してみました。
足を広げると、スカートの布地も広がる動画を作成してみました。
以下の「てやぁ」をクリックして、動画(WMVファイル)を試してみて下さい。
ちなみに、以下は上記動画の1フレームです。
スカートもっこり §
しからば、こんなものも作れるかな?と思って作ってみたものです。
オチを寛容に笑える人以外、見るのは禁止です (笑
見る場合は、以下の「スカートもっこり」をクリックして、動画(WMVファイル)を試してみて下さい。
ちなみに、以下は上記動画の1フレームです。
感想・Poser 6 §
というわけでいくつか画像を作ってみましたが……。
とんでもない時間を食いました。
その理由は以下の通りです。
- Poserは、エラーも出さずに意図しない動作をすることがある
- 慣れないと理解不能のユーザーインターフェース
- 処理が重い (レンダリングと布地のシミュレーションが遅い件は除外して)
- 動画のレンダリングは帰宅前に開始させるようにしていたので、1回のテスト・レンダリング=1日を要した (笑
- このPCの動画エンコード関係の設定が狂っているようで、それに手間を取られた。
とりあえず、ユーザーインターフェースの一部に極度に使いにくい部分があるのと、処理の重さは致命的ですね。ストレスだけが累積していく感じです。もちろん、今時Pentium 4/1.5GHzなんて非力なマシンを使ってるんじゃない!という意見はあり得ると思いますが、LightWave 3Dではそのような重さは感じられないのですよ。
というわけで、いろいろ出来るようでいて、重さと使いにくさゆえにそれを実行するのは困難というのが結論でしょうか。少なくとも、現状の2倍程度速いマシンを用意しなければ、話にならない感じです。というわけで、当分また寝かせることになるかな (汗。
そういえば、いつもPoserを買うときは、過剰な期待と極度な落胆を往復するという印象が……。
いやまあ、動画を避けて通れば、けっこう遊べるという印象は残りますが……。