今日は杉並区立郷土博物館の杉並区立郷土博物館 秋の特別展 「Montage Suginami ’30~’60 -映画にうつされた郊外-」に行ってきました。
本当は、この週末に武蔵五日市方面のまだ行っていない歴史資料館を目ざし、ついでに五日市線開業80周年記念のヘッドマーク付き電車でも撮影しようかと思っていましたが、とてもとても体力が残っていませんでした。というわけで、多少の無理と思いつつも近いところへ行ったわけです。
といっても、単なる妥協の行き先ではありません。
映画の中の駅 §
この特別展のポスターが近所に貼られていて、非常に気になっていたのです。
昔の映画の一こまに駅らしいものがあって、それがどこか気になったのです。
これは映画「月夜の傘」の井荻駅のようです。
それだけでなく、行ってみると、映画(純愛物語)の一こまとして昭和41年の高井戸駅という写真も。
更に興味深いのは、杉並区内の映画館の歴史ということで、様々な劇場のことが書いてありましたが、その中に永福町にあった映画館が含まれていたこと。まさか、あのあたりに映画館があったとは!
山の手の種類 §
山の手にも種類があるというのは知っていましたが、それに番号を付けて区別するというのは初めて知りました。
第1山の手から第4山の手があり、杉並は第3山の手になります。
- 第1山の手 本郷界隈
- 第2山の手 麻布・青山あたり
- 第3山の手 世田谷・杉並・目黒
- 第4山の手 三多摩・横浜・川崎市内陸部などを中心に開発された新興住宅地ゾーン
バンリューとサバービア §
郊外の分類としてのバンリューとサバービアというのも初めて知った気がしますが、これも映画の捉え方として機能する興味深い概念ですね。
図録購入 §
ちょっと興味を惹かれるところがあり、値段も400円と安かったので、図録を買ってきました。