2006年01月05日
トーノZEROアニメ感想キン肉マンII世total 2814 count

なんと、不死鳥のごとく復活! 期待されていないことがありありと見えるが、それでも復活!

Written By: トーノZERO連絡先

 謎のアニメ感想家(笑)、翼の騎士トーノZEROのアニメ感想行ってみよう!

 今日のキン肉マンII世 アルティメット マッスル2の感想。

サブタイトル §

第1話「遺恨試合!万太郎VSヒカルド」

あらすじ §

 準決勝を控え、イリューヒン、ケビン、ヒカルド、万太郎はパレードを行います。

 準決勝前夜、イリューヒン、ケビン、ヒカルドは特訓をしていますが、万太郎はだらけています。

 そして、準決勝のリング。

 イケメンマッスルの陰謀で、寒い吹きさらしのリングで試合は行われます。

 万太郎の前に現れた対戦相手、ヒカルドはサブミッションアーティストとしてのスマートな姿に戻っていました。

感想 §

 いや~、これはびっくり。

 キン肉マンII世が復活です。

 ストーリー途上の中途半端なところでの中断が2回ありましたが、またしてもしぶとく復活です。

 最初の劇場版からアニメのキン肉マンII世は全て見ていることになりますが、この復活は素直に喜びたいと思います。

 しかし、公式サイトを見ても、各話サブタイトルすら書いていません。

 期待されていない作品であることがありありと見えます。

 それでも復活するというのは、何らかのしぶとさがあるということでしょうね。

更に感想 §

 今回の内容については、事実上内容は無いに等しいと言って良いと思います。

 キャラクターの紹介、状況の説明、ワンポイントのギャグなどでほとんど終わっています。

 とはいえ、ピピッと来るところもありますね。

 吹きさらしの寒いリングサイドで、誰もが防寒具にくるまっているというのに、ジャクリーンだけ露出の多いファッションで平然としています。男達の肉体のぶつかり合いを期待して、それだけで寒さを感じないというこの態度。果たして、彼女の身体と心の中身はどうなっているのか。熱気、興奮、ある種のエロス。それが女性側から表明されることのドキドキ感。

 けしてきれい事でも正義でもない赤裸々な欲望が表出していますね。

 いいぞ、ジャクリーン!

 (こういう生臭さが、この作品の人気がイマイチ盛り上がらない要因の1つという気もしますが、これがなかったら面白くないのも事実)

今回の一言 §

 それにしても、飛行機に変形して翼で森の木々を切り倒すイリューヒン。

 この、あまりにもベタベタで子供っぽい描写が最高ですね。

 理屈や整合性を語る息苦しさから開放してくれます。

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