ACE COMBAT 5等の謎の1つに、複座機の後席に乗っているのは誰か……というものがあります。(ちなみに、ACE COMBAT 2では、台詞を言っているのが後席の搭乗員らしい。すると単座機の台詞は誰が言っているのかという謎が……)
複座機で出撃して、飛行中に自機や僚機を見ると、後席に誰かが乗っています。しかし、その正体が語られることはありません。
そこで、1つの仮説を思いつきました。
後席に乗っているのは、妖逆門(ばけぎゃもん)でパートナーとなる妖(あやかし)ではないかと。この妖は、パートナーと視聴者にしか見えません。つまり、ACE COMBATの世界で後席の搭乗員が見えるのはパートナーとなる前席搭乗員とプレイヤーだけだとすれば、つじつまが合います。
更に、裏世界で進行するゲームである妖逆門の存在を考えれば、一部のミッションに裏世界への入り口が存在する理由も分かります。つまり、それは隠蔽された裏ゲームとしての妖逆門が実在するという証拠なのでしょう。
しかし、私はまだ裏世界に入ったことがありません。
そこで、裏世界で起こるであろう出来事を推定してみました。
真説・MISSION 27『ACES』妖逆門編 §
ブレイズ「見つけたぞ、フエ。あれが逆スーデントールの入り口だ!」
フエ「おいおい。トンネルに飛び込んでSOLGコントロールを撃破しなくていいのか?」
ブレイズ「それはバートレットのおっちゃんがいるから大丈夫だぜ。よし、飛び込むぞ!」
フエ「やれやれ、こっちの言うことは聞かないのかよ」
オーカニエーバ「ブレイズ、作戦エリアを離脱しようとしている。ただちに引き返せ」
ブレイズ「裏世界に入ったらすぐに戻るって。でっかい穴に突っ込むぞ、えいやっ!」
オーカニエーバ「とうとう来ちゃったのね、逆スーデントールにようこそ」
ブレイズ「その声は、ねいど!」
オーカニエーバ「はぁ~い。ねいどよ~ん。今頃正体に気付くなんて遅すぎよ~ん」
フエ「それより、他に1機、裏世界にいるぞ」
ブレイズ「ハミルトンだ……」
ハミルトン「ここで何をしている! ウォードッグ! 裏切り者!」
オーカニエーバ「対撃よ~ん」
ハミルトン「死ね、ウォードッグ。妖(あやかし)召喚! ファントム!」
ファントム「ファントム推参! うぉ~~~、機銃が無くて何が悪い。スパローで敵も味方もイチコロじゃ~」
ブレイズ「今時ファントム。しかも機銃が無いって初期型かよ」
フエ「ファントムでも気を抜いてると落とされるぞ」
ブレイズ「分かってるって。こっちも行くぞ。妖(あやかし)召喚! ワイバーン!」
ワイバーン「お母さん、私の垂直尾翼、どこに行ってしまったのでしょう?」
ハミルトン「なに、隠し機体のX-02だと!? 汚いぞ、ウォードッグ!」
ブレイズ「いけ~、ワイバーン。XLAAを撃ちまくれ!」
ハミルトン「うわ~~~ (ちゅど~ん)」
ねいど「勝者、ブレイズ!」
ブレイズ「さて、ルーレットをまわして表世界に戻るか……」
ねいど「それは無理よ~ん」
ブレイズ「どうして!」
ねいど「だって、SOLGの攻撃が表世界を焼き尽くしてしまったんですもの。バートレット一人ではSOLGコントロールを撃破できなかったのね」
ブレイズ「しまったぁぁぁ!」
フエ「やれやれ。だから言わんこっちゃない」