2006年06月05日
トーノZEROアニメ雑記total 3210 count

これは見事、語りぐさになるべきガイキングの異色エピソードか!!

Written By: トーノZERO連絡先

 セットアップ、フォーティエイト!

 トーノZEROです。

 今日のガイキングは面白かったですね。

 大空魔竜艦内のアイドルコンテストの決着編です。

第25話『地獄に堕ちたクルーども! アイドルは君だ!!』

 シナリオも演出も作画もノリノリ。

 基本的には、大空魔竜艦内の主要な女性キャラクターが、アイドルの座を巡って争うわけですが……。

 特筆すべき点は、これまで出番がなかった厨房のアイドル、キョーコちゃんの大活躍。ベタベタの人気取り作戦で男達の人気をさらったあとに見せる、汚い素顔のコントラストの面白さ。このキョーコちゃんだけでも十分に傑作と言えるわけですが。

 それだけで終わらないのがゴージャスです。

 何と、ダリウスのスパイ、レベッカまでアイドルコンテストに巻き込まれてしまいます。誰も、彼女をスパイダと疑わず、「なぜか誰も気付かなかった艦内の美女」としてアイドルコスチュームを着せられてステージ上へ。純情に焦って戸惑う態度が最高ですね。

 もう1つ、シズカさんのフェイスオープンも忘れちゃいけません。普段前髪で見えない顔を見せると、驚愕の声が。しかし、視聴者に顔が見えません。

 そして、アイドルコンテストを通じてピンクのカバが見えなくなった面々はヴェスターヌの攻撃から大空魔竜を守るために戦闘開始するわけですが……。

 そこでルルがマイクを持って歌うという超時空要塞マクロス「愛は流れる」状態へ。いや~、ここまでやってくれるとは思いませんでした。

 ちなみに、戦闘中の描写も凄く凝っていますね。サーペントを腕から外したガイキングのところにスティンガーが飛んできたのですが、巻き戻してよくチェックすると、サーペントを装備するために外していた腕を、スティンガーが下に抱えていて戻してくれるという描写なのですね。消えた腕はどこにいった?という素朴な疑問への答になると同時に、対立が消滅して最高のチームとなった面々を印象づける効能もある良いシーンです。

つまり…… §

 破裏拳ポリマーでいえば、タイフーン・ホラマーのエピソードに相当するエピソードなのでしょう、たぶん。(って、相当年配のアニメファンじゃないと分からない喩えだぞ)

 普段から非常に良い内容で楽しませてくれるガイキングですが、不利な時間帯に飛ばされて、イマイチ人気がないのかと思いましたが……。こういうぶっ飛んだエピソードを作る余裕があるのなら、それは素晴らしいことですね。

Facebook

このコンテンツを書いたトーノZEROへメッセージを送る

[メッセージ送信フォームを利用する]

メッセージ送信フォームを利用することで、トーノZEROに対してメッセージを送ることができます。

この機能は、100%確実にトーノZEROへメッセージを伝達するものではなく、また、確実にトーノZEROよりの返事を得られるものではないことにご注意ください。

このコンテンツへトラックバックするためのURL

https://mag.autumn.org/tb.aspx/20060605233809
サイトの表紙【アニメ雑記】の表紙【アニメ雑記】のコンテンツ全リスト 【アニメ雑記】の入手全リスト 【アニメ雑記】のRSS1.0形式の情報このサイトの全キーワードリスト 印刷用ページ

管理者: トーノZERO連絡先

Powered by MagSite2 Version 0.36 (Alpha-Test) Copyright (c) 2004-2021 Pie Dey.Co.,Ltd.