ウィンドウズ開発統括部のブログによると、Windows Vistaの16bitサポートから日本語独自機能が消えるそうです。
つまり、DOS/Vベースのソフト、VzのDOS/V版などが使えなくなるわけですね。
とはいえ、IBM-PC版のVz(vzibm.com)は使える(と推定される)わけだし、かつてDOS/Vの互換環境を勝手に構築してマニアから支持されていたC.F.Computingと付き合いがあった過去からいえば、この程度の話はその筋の人達が寄ってたかれば、あっという間に互換環境が用意できるのだろうと思います。(日本語入力関係はちょっと骨が折れるかな?)
が、しかし……。
そこまでするだけの意義がはたしてあるのか……。
そこが問題ですね。
私自身の都合だけで言えば、できるだけ早期にコマンドライン環境を32bit化していくように心がけていたので、DOS 16bitアプリの出番はまずありません。
もうちょっと詳しく言うと……。
私は、サーバ上に、実行ファイルを集めたディレクトリを2つ持っています。
DOS時代から存在する\binと、NT導入後に32bit実行ファイルを置くために作った\binntです。
初期の時代には\binntは数えるほどしか無く、ほとんど\binを使っていました。
しかし、今は\binには環境変数pathすら通していません。
今や、\binntの方が入っているファイルの数が圧倒的に多い状況です。
つまり、Vistaでサポートが切られても、「昔のツールを起動しないと処理できない昔のデータ」のようなものが出てこない限り、困ることはありません。
しかし、他の人はどうなのでしょうね?
そもそもコマンドライン使ってないから関係ない……とか言われたりして…… (汗。