公と私と猛暑のおかげで仕事も手に付かない状況で、もう逃げ出すしかない……というところで、金はないけど美術品が見たかったので、損保ジャパン東郷青児美術館のJOY POP! ポップアート1960’s→2000’s リキテンスタイン、ウォーホルから最新の若手までを見てきました。
東郷青児美術館 §
東郷青児美術館というのは、けっこう好きですね。
まず、新宿はうちから便利というのが大きな長所。
入り口前の窓から見える新宿の風景も絶品。(高層ビルというだけでなく、高さと向きも良い)
それに、今のところ、見て外れだと思った展示会はありません。
ポップアート §
ウォーホルの名前ぐらいは知っていますが、それでも現物をこれでもかと見せられると、圧倒的です。
しかも、時間と共に変化していく様々なアーティストの様々な作品があるわけで、見るもの1つ1つがとても新鮮です。
1つ、スーパーフラットに影響されたとされる作品があったのですが、これが何を描いているのか全く分かりませんでした。
しかし、分からない……と言って立ち去るのも面白くないので、やや離れた椅子に座ってじっと見てみました。
すると、ふっと人の顔が描かれているのが見えました。正しい解釈か分かりませんが、人の顔と飛んでいる帽子? そして背景に山並み? などが描かれているように感じられました。そういうものを、平面的な線の集まりに還元してしまうのが、スーパーフラットなのかもしれません。
なんて偉そうな自分 (笑 §
ウォーホルの名前ぐらいは知っていると言ってみたり、何の説明も前置きも無しにスーパーフラットという言葉を使ってみたり、素人のくせに偉そうな自分に気付いてしまいました。ありゃりゃ。
大雨 §
見終わって出ようとしたら、驚くほど激しい豪雨でびっくり。
1階の出入り口部分は座って休めるようになっていたので、そこに座って本を読んで止むまで待ちましたが……。何という番狂わせ (笑。
帰りの電車もダイヤが狂っていました。