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ゲンノウの計略で追いつめられた綱手は、情け容赦ない態度でシカマルに里を救う知恵を要求する。横で見ているシズネも驚くほどに、若いシカマルは里の知恵袋としての貫禄と素質を見せつける。
トーノZERO, THE BELKANアニメ感想家(笑)のアニメ感想を参ります。
今日のNARUTOの感想。
サブタイトル §
第199話「的外れ 見えてきた標的」
あらすじ §
これまでゲンノウが行ったと信じられていたことが、すべてフェイクだったことが次々と明らかになります。
実際には、ゲンノウはまだ生きていて、里に潜伏している可能性があります。しかも、里にいる忍者の数は史上最低で、その上多くは里の外に目を向けています。
シカマル達は、アカデミーの中に起爆札を発見し、クナイ投げの練習の的に接続されていること発見します。クナイが中心に命中すると、アカデミーが吹き飛ぶ仕掛けでした。そして、アカデミーの生徒がそれを使ってクナイ投げの練習を行っていました。彼らはぎりぎりで起爆を阻止します。
しかし、起爆のための線は、その1つではなく、里全体に埋め込まれた無数の起爆札につながっていることが明らかになります。
感想 §
ああ、これは緻密に練り上げられた面白いドラマですね。
特に素晴らしいのが、「計略に引っかかって、頼れるのがルーキーの11人だけ……」という部分です。今や、綱手が頼る知恵袋はシカマルであり、シカマルもしっかりとその期待に応えています。
一方、本来ならここで活躍すべき暗部やカカシら上忍はこの場にはいません。
そして、少しずつ明らかになっていくゲンノウの計略。
まさに、この11人に里の運命が掛かっています。
しかし、信頼と相互理解に支えられた彼らは、少しずつ問題を解決していきます。特に、投げたクナイを止めろとネジに言われて咄嗟に行動して止めるリーのシーンは格好良いですね。これは、相互の信頼がないとできない行動でしょう。
今回の一言 §
一方で笑えるのが教室から生徒を移動させるための説得に苦労するナルトとチョウジ。特に、ナルトがアカデミー時代にさぼった話をして逆に生徒達からバカにされるシーンが皮肉でもあり、人間くさくもあり、面白いですね。