ACE COMBAT ZERO 攻略ガイド "IncompleteZero"の概要については、ACE COMBAT ZERO 攻略ガイド "IncompleteZero" ～前書き～をお読み下さい。
キャンペーン MISSION 09～11攻略 & 観光 完全ガイド §
キャンペーンのミッションの攻略ポイントと見どころを簡潔にまとめます。
MISSION 09 「巨神の刃」 §
推奨機種 §
無誘導対地特殊兵装を装備できる機種
RANKの基準 §
ポイント制
攻略ポイント §
多数の手順を積み重ねてエクスキャリバーを破壊します。
全般的にエクスキャリバーは撃ってきます。その際、照準予測範囲がレーダーに表示されるので、その範囲内にいる場合は速やかに離脱します。
さて、一般的な攻略手順を説明します。
まず、4カ所のJAMMERを破壊します。これを破壊しなければ、誘導される兵器を活用することができません。
JAMMERを攻撃する順番は特に決まっていませんが、右→左か、左→右のいずれかの順でしょう。JAMMERはロックオンできないので、無誘導対地特殊兵装か、腕に覚えがあれば銃撃で仕留めます。JAMMER周辺の敵も一緒に仕留めておきます。
全てのJAMMERを撃破したら、次はエクスキャリバーに向かいます。エクスキャリバーに接近すると4つのRTLS(列車砲)が対空レーザーを撃ってきますが、低空を飛んでいればまず当たりません。しかし、放置しておくと高度を上げることができないので、4つのRTLSを優先的に撃破します。次に、4カ所のPWR GEN(パワージェネレーター)を撃破します。
その後、EXCALIBUR(第1段階)を繰り返し集中攻撃し、撃破します。イーグルアイから「とどめをさせ」と言われます。この段階では、もはやエクスキャリバーは撃ってきません。
この段階で、もし必要があれば、エクスキャリバー周辺の黄色の施設を攻撃します。
あとは、再度EXCALIBUR(第2段階)を攻撃してとどめを刺すだけです。
このミッションで特に注意すべき点は、最も西のJAMMER近くの森の中に、レーダーに映らないSAM(STINGER)がいることです。これは無誘導爆弾等で撃破することができます。位置は、じっくり観察しているとミサイルが飛んでくるので、それによって知ることができます。
ちなみに、難易度ACEの場合は手順を若干変更します。難易度ACEの場合、4カ所のPWR GENを破壊すると上空にEA-6Bが出現し、ジャミングを開始します。この段階が最も危険と言えます。なぜなら、レーダー上のエクスキャリバーの照準予測範囲がほとんど見えなくなるからです。そこで、PWR GENを攻撃する前にEXCALIBUR(第1段階)を撃破して発射不能にしておきます。その後で、PWR GEN×4を撃破するとEA-6Bが出現してジャミングしてきますが、もはやエクスキャリバーに撃たれることはないので、安心してEA-6Bを撃墜できます。
観光ガイド §
PJ初登場ですが、あとでいくらでも見られるので、じっくり見る必要はありません。
ミッション開始直後には、すぐ落とされてしまうタンカー(空中給油機)も目撃することができます。
エクスキャリバーを撃破すると、しばらくしてから途中から折れて崩れ落ちます。じっくり目撃する価値があるでしょう。もっとも見やすいのは、撃破直後に最大減速し、右スティックを思いっきり右または左に倒して背後を見続ける方法でしょう。ちなみに、近くにいると危険なので、離れて見た方が良いでしょう。
鉄道マニアなら列車砲が気になるかもしれませんが、フリーミッションで見に行っても、残念ながらいません。ミッション中にじっくり見ておくしか方法が無さそうです。
ネタ集 §
- TLSのように強力な無誘導兵器があれば、4つのJAMMERを撃破することなく、ミッションをクリアすることもできます。TLS14発を持つFALKENなら楽勝です。
MISSION 10 「B7R制空戦」 §
推奨機種 §
空戦に強く弾数の多い機種
RANKの基準 §
時間制
攻略ポイント §
前半はひたすら敵機と空戦します。敵機が多いので、ミサイルを撃ち尽くさないように注意します。ミサイル節約のため、PIXYに働いてもらうことも重要です。
15機撃墜すると敵エース隊出現のムービーが入り、後半戦に突入します。
ちなみに、PJが「俺は平和のために戦っている」と言い始めたら、間もなく15機撃墜に達するので、頑張って敵機を落としましょう。
後半戦は、ASGによって出現する敵エース隊が異なります。敵エース隊以外の敵機も出現するので、注意が必要です。
MERCENARY / SCHWARZE隊 §
MIG-31×8機です。さほど強くはありませんが、数が多いことと、高速機ゆえに振り切られることがある点がやっかいです。出会い頭にXMAA/XLAA/MPBMで数を減らせれば良いのですが、残念ながら耐久力が高いため、1発当てても撃墜には至りません。通常ミサイルでも特殊兵装でも2発を当てる必要があります。
特殊兵装は必須ではありません。こちらに突っ込んでくる場合は高速ヘッドオンで通常ミサイル2発、そうでない場合は敵機後方至近距離から通常ミサイル2発で仕留めることができます。最初のうちは敵機の数が多いため、激しい攻撃に晒されて生きた心地がしないかもしれませんが、数が減ってくれば楽になります。
SOLDIER / SCHNEE隊 §
F-14D×4機+EA-6Bの計5機です。F-14Dは長射程ミサイルを撃ってきます。EA-6Bはジャミングを行っています。SCHNEE隊登場ムービーの最後で長射程ミサイルを発射していますが、これがムービー終了直後に襲ってくるので、ただちに回避する必要があります。
ジャミングは空戦の邪魔になるので、まず後方のEA-6Bを撃墜します。その後、F-14Dを1機ずつ仕留めます。うかつにF-14Dの前に出ると、長射程ミサイルで撃たれるので、後方至近距離から通常ミサイル2発を撃って仕留めるようにします。
F-14Dそのものは、さほど怖くはありません。しかし、緑の敵機と長距離から撃ってくるF-14Dの集中攻撃を受けるため、なかなか怖い戦いを行う羽目になります。
KNIGHT / SILBER隊 §
F-4E+F-16C×4機の計5機です。機体の性能もさほどではないので、1機ずつ至近距離後方から通常ミサイル2発を撃ち込み、着実に落としていけば怖いことはありません。むしろ、周囲の緑の敵機も一緒になって襲ってくるため、多数の敵機から常に狙われる状態になることの方が怖いぐらいです。
なお、F-4Eのみ長射程ミサイルを撃ってくるようで、F-4Eについては真正面からヘッドオン対決を挑むのは不可です。F-16Cはヘッドオン対決を挑んでも進路を変えてしまうので、なかなか上手く決まりません。
観光ガイド §
WIZARD1がPIXYに「ラリー」と話しかけます。これが、この後のストーリー展開の伏線になります。味方機として飛んでいるF/A-18C WIZARDが彼です。
円卓の鬼神という名前は、このミッションの通信で名付けられます。この通信も聞いておきましょう。
MERCENARYの場合は特に観光ネタが多いと言えます。以下、それを説明します。
まず、最初から戦場にはF-14DのHTBRKONEが飛んでいます。これに乗っているのが、ACE COMBAT 5のバートレット大尉です。
SCHWARZE隊登場のムービーで、MIG-21BIS Huckebeinが通過していきます。これに乗っているのが、ACE COMBAT 5のおやじさん(ピーター・N・ビーグル)です。
MISSION UPDATE後には、難易度ACEの場合に限り、Huckebeinを落とさないで放置するとSU-47 Grabacrも出現します(自機が南東に行くと出現)。これに乗っているのが、ACE COMBAT 5のグラーバク隊の隊長アシュレイです。
HuckebeinとGrabacrは敵機扱いなので、撃墜することができます。HTBRKONEは味方機なので攻撃対象になりません。もし、HuckebeinとGrabacrを撃墜せずに放置すると、GrabacrがHuckebeinを撃墜し、その後HTBRKONEも撃墜します。(ACE COMBAT 5で語られる過去の経緯通りの展開)
ネタ集 §
- GrabacrがHTBRKONEを落とす前に撃墜します。それからACE COMBAT 5のMISSION 27+『THE UNSUNG WAR』をプレイし、「15年前バートレットを堕としたのは私だ」とGrabacr Leaderが言ったら「嘘つき!(笑)」と叫んでみましょう。
MISSION 11 「焔」 §
推奨機種 §
弾数が多く空戦に強い機種
MERCENARYの場合は範囲攻撃できる対地特殊兵装があればベター
RANKの基準 §
時間制
攻略ポイント §
前半戦は対地攻撃を、後半戦は空戦を行うミッションです。
ちなみに、後半戦の途中でMISSION UPDATEします。ここでの説明上の前半後半の分岐点と、MISSION UPDATEのタイミングは違うことに注意してください。
前半戦は手前から奥に向かって敵を攻撃していけば良いです。その順序に例外が生じるのは、最も奥の施設群を攻撃したい場合と、救援要請に対応する場合です。
地上の赤を全て撃破すると敵機が出現しますが、最も奥の施設群にはTGT(赤)が含まれないので、先に地上のTGT(赤)を全て撃破してしまうと、敵機の攻撃を受けながら対地攻撃を行う必要が生じます。この問題を回避するためには、地上のTGT(赤)をいくつか残した状態で、最も奥の施設群を攻撃しておきます。
前半戦の途中で救援要請が入ります。敵はF-15E×2機です。迅速に撃墜できればASGが大きくKNIGHT側に移動します。しかし、MERCENARY側に振り切っている状態なら、MERCENARYから外れることはないので、MERCENARY狙いでも撃墜して可です。
前半戦では、対地攻撃を行う都合上、低空に降りる機会が多くなります。しかし、煙で視界が遮られることがあるので、注意が必要です。
前半戦を進行していると、いくつかの黄色の敵が脱出を試みます。それには、C-130、CH-47、VEHICLE×2両が該当します。これらは、ミッションの途中からレーダーに映るようになりますが、それ以前からも存在しています。低空低速飛行で見に行けば、存在を視認できます。
C-130は最も北の敵グループの近くに駐機しています。川から見て施設群の内陸側にいます。場所は、炎が燃えさかる場所の内陸側です。
CH-47は、撃破すると「民間工場だ」と怒る黄色施設のやや北、燃えている場所の南側の建物のすぐ西側の建物脇に駐機しています。
VEHICLE×2は、AA GUNの乗った2本の橋の手前側の橋の西方、燃えさかる炎の近くに停車しています。
このうちC-130とCH-47はレーダーに映る前でも無誘導兵器で撃破することができ、その場合は黄色の敵ではなく緑の敵として扱われます。その結果、デブリーフィングでは黄色の敵としてカウントされず、撃破した機種名が表示されます。つまり、ASGをMERCENARY側にできるだけ動かしたい場合はレーダーに映ってから撃墜。それを望まないが撃破したい場合はレーダーに映る前に撃破する必要があります。
VEHICLE×2はレーダーに映る前には撃破できないようです。
後半戦は、順次出現する敵機と空戦します。TGT4機を撃墜するとPJとPIXYが戦争に関する議論を戦わせます。それが終わるとMISSION UPDATEし、ステルス機(F-35C、あとからB-2Aも)が出現し、同時に地上の緑のSAM3つが撃破済みであれば復活します。
その後、ステルス機と空戦していると、条件(2次ミッション開始から3分以内にF-35Cを4機撃墜)を満たした場合にジャミングするEA-18Gが出現して、ますます混乱に拍車が掛かります。EA-18Gはジャミングの円の中心にいるので、早期に撃墜しておきましょう。ちなみに、このEA-18Gは逃げても追って来て自機をジャミング範囲に捉えます。邪魔だと思ったら早期に撃墜しましょう。
TGTを全て撃墜すればミッションクリアです。
ちなみに、敵の数が多いため、常に残弾には注意を払っておきましょう。通常ミサイルを節約するために、特殊兵装を活用したり、黄色の施設を銃撃で撃破する価値があります。
観光ガイド §
キャンペーンのストーリー上の山場です。敵も味方も殺戮を無差別の繰り返す状況に、義憤を感じるPJを「これが戦争だ」と諭すPIXYが、実は最も割り切れ無さを感じていたという皮肉が見所です。
ルクス輸送部隊のヨハンと上司の会話も聞くことができます。
ミッション完了後のムービーで、ベルカ軍がC地区やD地区といった言葉を使って通信しています。アルファベット+地区という呼称はMISSION 07 「ハードリアン線攻略」を連想させますが、実はハードリアン線でアルファベット+地区を使っていたのは連合軍で、ベルカ軍はエリアガーデン等の呼称を使っていました。その差異を味わってみましょう。
バグ §
- 救援要請の対象となるF-15E×2機は、出現直後に急行すれば味方地上部隊を攻撃する前に撃墜できます。この場合、撃墜後に感謝の通信が届き、そのあとから救援要請の通信が届くという順序の逆転現象が起こることがあります (1回遭遇)
ネタ集 §
- 全撃破でRANK Sクリアは、もちろん挑戦する価値のある目標でしょう。
- あえてEA-18Gを撃墜せずに(ジャミングを解除せずに)、クリアを試みてみましょう。なかなかスリリングです。
