日経BP発行の日経ソフトウェア2006年12月号(10月24日発売)に拙著の下記記事が掲載されています。
実用Cプログラミング・テクニック 第6回 メッセージの仕組みとリソース Windowsプログラミングに挑戦 (2)
ちなみに、日経ソフトウェアは、他の日経を冠する他のパソコン関連雑誌と異なり、普通の書店で購入できます!。売れ筋パソコン雑誌の1つなので、割と多くの書店で見かけます。お手にとってご覧下さい。
語り伝えるべき過去 §
著者としての自分の立ち位置というのは、常に「メインストリームど真ん中」……ではないわけです。従来、メインストリームよりも「前」の位置をずっと維持していました。たとえば、世の中のほぼ全てのプログラマがWindowsプログラミング未体験者と言っても過言ではない状況で、Windowsプログラミング入門を書く……といった感じですね。
では、今の立場はどうなのか……。
実は、語る価値のある「前」の技術という話題はさほど無い……と感じます。「前」を語ろうとする人も多いですが、その中に割って入ることに魅力もあまりありません。
ならば私の今の立ち位置はどこなのか……。
それは、顧みられることが少ないメインストリームの「後」なのかもしれません。
過去に埋もれた価値を掘り出して、それを再提示してみせる……ということが、実は閉塞した今時の常識を打破して未来へ進むための手段であり、そこに私の立ち位置があるのかもしれません。
というわけで、Windows APIプログラミングの本来の形の断片を、原稿として書くことができました。
つまり、やはり私の立ち位置は「メインストリームど真ん中」ではないわけですね。