(画像公開ポリシー)
かつてピアノモンスターであったピアノを奏でるバブルス。そして音色に聞き入るブロッサムとバターカップ。彼女らは、変身した「戦闘服」の姿のままで芸術をたしなみ、味わう。それはある種の強烈なフェティッシュ感をかきたてると同時に、彼女らの戦いの本質とは何かという疑問を投げかける。
トーノZERO, THE BELKANアニメ感想家(笑)のアニメ感想を参ります。
今日のパワパフZの感想。
サブタイトル §
第19話「哀しきピアノレッスン!」「最強!キーン先生」
あらすじ「哀しきピアノレッスン!」 §
下手な演奏ばかりされているピアノが、耐えられなくなってモンスター化します。
ピアノモンスターは、演奏の上手い人たちを専属ピアニストとして身体の中に取り込んでいきます。
バブルスは、わざとモンスターに食べられ、中の人たちと協力して綺麗な音を演奏します。綺麗な音にモンスターは元の姿に戻ります。元の姿に戻ったところをパワパフZによって倒され、元のピアノに戻されます。
しかし、モンスターになったピアノなど使いたくないと持ち主が引き取りを拒否します。ピアノは研究所で引き取り、バブルスが弾きます。
あらすじ「最強!キーン先生」 §
パワパフZの3人の勉強が遅れることを心配したキーン先生は、3人が教室を抜け出す全ての口実(保健室へ行く口実)への対処を整えます。
口実で教室を抜け出せなくなったパワパフZはとても困ります。
街ではモジョが暴れ、学校にも来ます。キーン先生は、モジョを悪い人ではないと説得します。その隙に、パワパフZは変身します。
キーン先生を理解者だと思ったモジョはそのまま帰ろうとしますが、先生に猿と言われて逆上して暴れます。そして、パワパフZに倒されます。
次の出動の時、3人は正直に先生に自分たちがパワパフZだから出動するのだと告げます。しかし、3人の頭がおかしいと思った先生は、保健室に行くように言います。
感想「哀しきピアノレッスン!」 §
まさに、悪いのは人間の方ではないか……という内容ですね。
しかも、バブルスは悪いという事実を認め、素直に謝ってすらいます。
ところが、最後には情け容赦なくピアノモンスターを倒しているわけですから、業が深い話です。
感想「最強!キーン先生」 §
それは絶対あり得ないだろう……というあらゆる対策を講じるキーン先生。
口実に使った有名人すら知り合いという超絶な展開が面白すぎますね。
ある意味で最強キャラでしょう。
そして、何より面白いのは、あれほど行きたくても行けなかった保健室に、最後の最後で自分から「行け」と言ってしまうところですね。このオチは素晴らしい!
今回の一言 §
ピアノを習いたいと思うモジョ。
その心は、けして悪いものではないでしょう。
キーン先生は、それも見抜いていたのかもしれません。