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ついに出現したお約束、正義のヒーローに直接対応するライバル悪役。しかし、この素晴らしき心のドラマにおいて、最悪の敵とは女心をストレートに蹂躙する男の子として具現化した。どれほど強く美しくとも、恥じらいを知る乙女達は鼻くそ2丁拳銃には勝てない。それが心の敗北なのだ。
トーノZERO, THE BELKANアニメ感想家(笑)のアニメ感想を参ります。
今日のパワパフZの感想。
サブタイトル §
第20話「ラウディラフボーイズ! その1」「ラウディラフボーイズ! その2」
あらすじ §
モジョはユートニウム博士の研究所に忍び込み、ケミカルZとブロッサムら3人が使ったものを盗み出します。
それらにモジョの毛を組み合わせてモンスター、ラウディラフボーイズを作り出します。
しかし、ラウディラフボーイズはモジョの言うことを聞かず、その上モジョを上手く乗せてパワパフZと戦わせます。またパワパフZには鼻くそ飛ばしやスカートめくりといった女の子が嫌がるイタズラを繰り返します。
ラウディラフボーイズは、モジョから離れて去っていきます。
感想 §
参った!
一応、ラウディラフボーイズの基本は美少年のグループです。美少年が大好きなヤオイのお姉さま方に媚びるようなポジションのキャラクターです。しかし、いきなり鼻に指を突っ込み、唾液、耳あか、くさい靴下、鼻くそなどを攻撃手段に使います。これは凄いですね。女性ファンが付くことを期待するかのようなムードを漂わせつつ、それを強烈に否定しています。
こういう面白いキャラクターが出てくるとは。さすが、パワパフZだワン!
今回の一言 §
パワパフZという作品が心の癒しになる理由は、敵すらも感情移入可能な弱い心を持った存在だからでしょう。今回のモジョは街まで破壊する悪役ではありますが、ラウディラフボーイズに振り回され続ける悲哀は一般の視聴者からも感情移入可能な存在でしょう。