2006年11月25日
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Windows Vista好き好き序論

Written By: 川俣 晶連絡先

 とりあえず、軽くメモ程度。

Vistaが好き §

 なぜなら面白いから。

なぜ面白いのか §

 サイドバーGadgetは簡単にいじることができ、僅かな時間で使い勝手を変えられる。システムが開放的。

 細かい改良があちこちに見られる。(ファイルを新規作成すると、拡張子抜きで選択状態になる等)

 付属ゲームの「インクボール」はオリジナリティがあって興味深い。

 全体的に不意打ちを食らうことが多く、冒険に満ちている。

完成度は高いか? §

 十分に完成しているとはまだ言えない。

 だが適度な不完全性とは、工夫して乗りこなす余地であり、積極的にシステムに関わる快楽をもたらす。

Vistaは誰にとって面白いのか? §

 パソコンを使うことそのものに面白さを見出す「ホビイスト」(ハイエンドアマチュアという表現もあるか?)にとって、面白い存在。

 特定の機能を一定の時間で確実に作り出すべきプロには(まだ現時点では)向かない。

 特定の機能を確実に動作することを要求する「パソコンを道具として使うユーザー」には(まだ現時点では)向かない。

余談・実は別の話題につながる §

 実は「パソコン・ホビイストの再発見」というテーマを最近持っています。

 この話題は、それと直接的に絡みます。

 ここでいう「パソコン・ホビイスト」とは、パソコンを手段として使うのではなく、パソコンそのものを面白がる趣味人を示します。

 このタイプの人達にとって重要なことは、「面白いか否か」であって、「役に立つか否か」ではありません。

 極論すれば、全く役に立たなくても面白ければ良いわけです。

 そして、面白いがゆえに、とことんパソコンを使い倒し、アマチュアでありながらプロよりも深い知識と技術的な経験を持つこともあり得ます。それは、時代のブレークスルーを生み出しうる立場です。

 このような道を進むことは、現代の「粋」と言っても良いと思います。

 そして、私はこのような人でありたいと思います。

 つまり、私は本質的に「プロ」ではなく「ホビイスト」であり、「ホビイスト」としての活動で得た知識や経験を仕事に使う「片足を仕事に踏み込んだホビイスト=セミプロ」であると自己規定してみたいと思うわけです。

 それは、自分のみならず他人から見ても「面白い」と思える存在であり、そして「プロ」になるよりも「粋」である存在になりたい……と思っていることを意味します。

 以上、現時点では全く意味のない言葉の羅列ですが、メモのみ。

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