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一般市民、戦う愛のサイエンスレジェンドのパワパフZ、モンスターのモジョ、彼らが皆順番を守り、たこ焼きを買うために並ぶ。言葉で分かり合えない者達であっても、美味しいたこ焼きを食べたいという気持ちによって、1つの秩序がそこに生まれる。それは、正義や悪といった概念を超越した秩序。
トーノZERO, THE BELKANアニメ感想家(笑)のアニメ感想を参ります。
今日のパワパフZの感想。
サブタイトル §
第22話「最凶最悪のカレ！ その１」「最凶最悪のカレ！ その２」
あらすじ §
最悪のモンスターが棺の中で覚醒しようとします。
しかし、封印のために出られません。
モンスターは、封印を解除するために、パワパフZが持つ白い光のエネルギーをミイラ男に探させます。
途中で、モジョや美味しいたこ焼きが出てきて交錯します。
パワパフZはエネルギーをミイラ男に吸われますが、ミイラ男を倒します。
エネルギーを吸収したミイラ男の包帯だけがモンスターのところに戻り、封印が解除されます。
モンスターは棺から出ますが、冬は寒いと言い、春まで棺の中で待つことにします。
感想 §
実は、一見主役に見える「最凶最悪のカレ」の出番はほとんどありません。活躍もしません。最後に、活躍を始めそうに見えますが、結局春まで待つことにしてしまいます。あまりに意外ですね。
一方で大活躍なのはモジョとたこ焼きです。
特に良いのは、濡れ衣を着せられたモジョに謝るガールズ達ですね。これは面白い光景です。単純な正義と悪という図式のドラマならば、あってはならない光景です。
更に、領収書を出して正当性を訴えるモジョという光景も面白いですね。モジョは社会秩序の破壊者という立場と同時に、社会秩序を自己防衛のために使うすべも知っているモンスターということになります。
もう1つ、力を失って一般人よりも弱くなってしまったガールズという描写も面白いですね。強さの裏にある弱さという感じでしょうか。後始末をユートニウム博士に任せねばならないほどの状態でぐったりしてしまいます。視聴者から見て、守ってあげたい女の子……というようにも見えますね。そこは魅力です。
今回の一言 §
今回、変身前のガールズは冬服になったのでしょうか?
しかし、暖かそうなのは長ズボンのかおるだけですね。
