Windows Liveが魅せる次世代マッシュアップ：解き放たれるPCホビイスト――面白いから作る今どきの開発 (前編)

　拙著の下記の記事が公開されました。

むかしむかし §

　以下、いい加減な記憶と伝聞で書きます。明らかに事実に沿っていない部分もあることをお断りします。

　むかしむかし、日本にはダイアクロンというオモチャがありました。自動車などがロボットに変形するという変形玩具の初期のものです。ダイアクロンはオモチャ単体で展開されたシリーズであり、アニメのようなドラマはありませんでした。

　これをアメリカで売るときに、「単にオモチャだけ子供に渡しても遊び方が分からないよ」ということになり、正義のサイバトロン、悪のデストロンが戦うというストーリーが付けられ、これが全世界にファンを持つ有名なトランスフォーマーになったわけです。分かりやすい正義と悪の構図とストーリーを付けたことで、幅広く受け入れられるようになったのでしょう。

　さて。

　この記事は、Liveガジェットの制作記でありながら、前編にはほとんどLiveガジェットの技術紹介が含まれていません。

　なぜかといえば、実はLiveガジェットを作るための技術はそれほど大それたものではなく、最大のハードルは「なぜ僕はLiveガジェットを作るのか」という理由付けにあると感じたためです。

　つまり技術を解説するだけでは、それを使ってどう遊ぶのかが分かりにくいだろう……というわけですね。

　というわけで、その詳細は記事本文をどうぞ。