mitoroさんのサイトの掲示板にあるバグ・不可解な仕様一覧表の追記・訂正等の意見交換スレッドにて、トップギャンさんが報告したバグがあります。
要点は以下のようなものです。
- MISSION 27+『THE UNSUNG WAR』
- 僚機には自機より高速な機種を割り当てる
- 高度31500ftで最大加速
- 残り時間4分を切る10秒程前から急減速
- 僚機(全機とは限らない)が先行し、戻ってこない
- ベルカ飛行隊やSOLGとの戦いは、飛び去った僚機抜きで行う必要がある
- 通信はあたかも僚機がいるかのように行われる
ちょっと興味があったので、実際に起こるか確かめてみました。
第1トライ・失敗 §
自機F-15S/MTD、僚機MIG-31Mという編成で試してみました。
しかし、上手く行きません。
第2トライ・成功 §
しからば……と機種を変えてみました。
自機SU-47、僚機MIG-31Mという編成です。
今回は成功。
ふと気付くと僚機はEDGEのみという状況になりました。
どうも、コツはコントローラが振動し続ける限界高度で全速飛行することのようです。
二人きりのラブラブ状態でベルカ飛行隊と戦い、SOLGも撃破しました。
第3トライ・成功 §
ならば自機F-15S/MTD、僚機MIG-31Mという編成でも可能かと思って試したところ、今回は成功。
コントローラがぶるぶると震える状態を維持していると、それだけで僚機が先行していく現象が見られました。
今回は、全僚機が先行。
たった1機でベルカ飛行隊と対戦することに。
ところが、何と言うことか、XMAAの2射8発でベルカ飛行隊を仕留められました。
つまり、高々度ではベルカ飛行隊の機動性がにぶるのか、仕留めやすくなっているということでしょう。これは大発見。
とてつもない高速性(F-15S/MTDで1700mphを超える)を発揮できることと合わせて、限界高度まで上昇することには大きな意味があるのかも。
このバグは使い道があるか? §
MISSION 27+『THE UNSUNG WAR』の不満点は、僚機が何も考えずにSOLGを攻撃した結果大量の破片が飛んでくることです。それを避けるために、かなり距離を取ってSOLGを攻撃するのが習慣となっています。
そこで、「僚機がいなくなる」という状況で「もしやその不満が解消できるかも」と思いました。
しかし、そうではありませんでした。
なぜなら、僚機抜きでも破片が飛んでくるからです。
まず、何もせずとも壊れて落下する破片があります。
それとは別に、自機の攻撃が少しでもずれると、それによって破片が発生してしまうことも分かりました。
というわけで、不満点の解消にはならない……というのが結論のようです。
ちなみに、僚機抜きでベルカ飛行隊と対決したい……という場合には役立ちそうです。
感想 §
このミッションは、通常、正面にDESCENT PT.を見ながら飛ぶと思います。必然的にさほど高度は上がりません。
高度を上げればより速く飛べることは分かっていても、高度を上げる手間も掛かるし、DESCENT PT.が見えない角度で飛ぶと針路が不安になります。それゆえに、積極的にやってみようとは思わないような気がします。
しかし、それは誤りだったわけですね。限界高度では、限界高度特有の現象が起こり、その中には空戦に対して有利に作用するものもありました。
ACE COMBAT 5にはまだまだ奥の深さがあります。把握したと思ったゲームなのに、新しい発見が続々と。