2007年01月22日
トーノZEROアニメ感想妖逆門 total 5249 count

本来ゲームで使う自分のカードに過ぎないあやかし達に土下座する三志郎!?

Written By: トーノZERO連絡先

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大天狗の撃符を持って駆けつけたイズナ。そして、やや距離を取って三志郎を見守るフエ。彼らは本質的な意味での三志郎の味方。他のあやかし達も同じはず。だが、彼らは対立してしまう。

 トーノZERO, THE BELKANアニメ感想家(笑)のアニメ感想を参ります。

 今日の妖逆門の感想。

サブタイトル §

第42話 『妖たちの反逆』

あらすじ §

 突如、三志郎のあやかし達は撃符から解放されます。

 彼らは、憎いあやかし逆門に襲いかかります。

 それを止めようとする三志郎と対立してしまいます。

 黒ねいどは水入りを宣言し、扉を閉ざします。

 イズナと、撃符にされた大天狗のじっちゃんが来ます。

 大天狗は、きみどりと遊んだことがあるといい、本当にきみどりが悪者なのか確かめたいと言います。

 三志郎は、あやかし達に頭を下げて力を貸してくれるように頼み、聞き入れられます。

 あやかしは撃符に戻され、彼らは黒ねいどの身体に中に取り込まれます。

感想 §

 今回の三志郎は、ある意味で非常に弱い立場を示します。

 まず、三志郎はあやかし達を止めることが出来ません。

 あやかし達が耳を傾けるのは、大天狗や焔斬の言葉であり、三志郎の言葉ではないのです。

 しかも、最後には自分の望むことをするために、土下座までしてしまいます。

 妖逆門がカードバトルアニメだとすれば、これはあり得ない異常な展開と言えます。プレイヤーがカードに頭を下げていることになるわけですから。(もちろん、彼らはカードなどではない)

 しかし、このような特異的な状況はすぐに終わってしまいます。再び、三志郎はカードをン使役する特権的な立場に戻ります。

 こういう展開を見せられると、人間とは何か、あやかしとは何か、考えさせられますね。

今回の一言 §

 きみどりは閉じこもってしまったのに、自分も遊びたいという黒ねいど。どうやら、黒ねいどとはきみどりと一体ではなく、鬼仮面の言いなりでもないようです。はたして、きみどりと、黒ねいどと、鬼仮面の本当の関係とは?