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かつてシゲルのファンの女の子達が、チアリーダーとなってシゲルを応援したことはあったような気がする。しかし、サトシを応援するために仲間の女の子が、わざわざチアリーダーをやってくれるというのは、もしかしたら前代未聞の大珍事なのかも。
トーノZERO, THE BELKANアニメ感想家(笑)のアニメ感想を参ります。
今日のポケモンDPの感想。
サブタイトル §
「クロガネジムふたたび! 決戦ラムパルド!!」
あらすじ §
サトシは、クロガネジムのジム戦に再挑戦し、勝利します。
感想 §
ジム戦におけるチャレンジャーの目的は、ジム戦に勝ってバッジをゲットすることです。
では、ジム戦を迎え撃つジムリーダーの目的は何でしょう?
ジム戦を観戦していた元ジムリーダーのタケシは、的確にそれについて説明していますね。ジムリーダーの目的はチャレンジャーに勝つことでも負けることでもなく、チャレンジャーの実力を限界まで引き出し、そしてそれを見極めることにあるわけですね。
そのことが明確に出てくる、良い話でした。
もっと感想 §
今回、チアリーダーになってサトシを応援するヒカリ。
これは単なるお色気担当という枠に収まらない、ヒカリの心を描く描写としても良いと思います。
立派な父母と可愛い弟を持ち、家族の愛情には不足のないハルカと違って、母親と二人だけで暮らしてきたヒカリには、ある種の寂しさ、愛情の欠如というものがあるのでしょう。
だからヒカリは、仲間との関係の中で、ハルカよりもずっと相手に対して深く踏み込む態度を取るのかもしれません。
チアリーダーのコスチュームに着替えて応援するというのは、明らかに「過剰」な反応と言えますが、それはヒカリが仲間と距離を取った関係を持てないことを意味するのでしょう。
だからこそ、ヒカリはファンも愛してやらねばならない女の子、ファンが深く愛する価値がある女の子ではないかと思います。
今回の一言 §
今回、静かに侵入するロケット団も見所なら、それを人知れず排除するグレッグルも見所ですね。
それはさておき、ビジュアル的にも見所の多いエピソードだったと思います。