「0を間違え8人が死に、山村も工科大学!? いや待て、それはもしかしたらミスではなく陰謀か?」の続きです。
ここでは、MISSION 10『見えざる姿』でユーク側が攻撃されたと主張する工科大学は実在しない可能性を示しました。
その後、しばらくそのことを忘れていました。
しかし、現在行っているTND-GR.4だけで飛ぶTND-GR.4チャレンジの中でこのミッションを終えたとき、デブリーフィングを聞きながらハッとしました。
これまでずっと何気なく聞き流していましたが、よく聞くと、デブリーフィングは「工科大学が攻撃された」とは断言していません。あくまで「工科大学とみられるユークトバニア民間施設」としか言っていません。民間施設であることは断定しているようですが、工科大学であるとまでは断定できていない感じです。
これは、オーシア側からは、そこに工科大学が実在することを確認できなかった可能性を示唆します。ユーク側は工科大学が攻撃されたと騒いでいますが、それは謀略に過ぎないという可能性が、ここでは微妙に保留されています。
そして、ウォードッグ隊が総司令部に出頭しなければならない理由は、あくまでサンド島飛行隊の作戦空域内で発生した事件だからであって、容疑者というよりは参考人というムードが漂います。
もちろん、オーレッドで彼らが受けた扱いは容疑者そのものですが、このデブリーフィングの段階では違っていたわけです。
ここで注意すべき点は、オーシアとユークは本来友好国であり、オーシアはユークの地図も自由に入手できたであろう……と推測できることです。もちろん、軍事施設の情報は抑制されていたかもしれませんが、工科大学を隠す必然性はあまり考えられません。
ということは、サンド島のレベルでも十分に工科大学の実在は確認可能であり、そこで確認できなかったということは、「実はなかった」可能性が十分にあり得ると思います。
もちろん、最後にオーシアがユークの地図を入手した後で開設された大学があるという可能性もあるので、完全な否定は出来ません。それゆえに、微妙な表現にならざるを得ないのでしょう。
しかし、この流れからすれば、工科大学は無かった……という結論は十分にあり得そうな気がします。