ひょんなことから存在を知った近代科学資料館に行ってみました。
これは、東京理科大の施設の1つで、神楽坂キャンパスにあります。入場は無料です。(そして私は感無量)
ここが神楽坂か! §
JR飯田橋駅は、ほとんど使ったことがありません。市ヶ谷や水道橋は割と使うのですが、なぜか飯田橋では降りる用事がありません。更に言えば、西口は完全に初めて利用したかもしれません。
降りると目の前に神楽坂の商店街(?)の入り口が見えます。
そうかここが、ここが神楽坂ユナの故郷。ってボケをかましてどうする。ここは神楽坂明日菜だろうが! (←それも違います)
建物そのものの面白さ §
近代科学資料館に近づくと実に面白い建物が見えてきました。
再現された昔の校舎……ということで、まさに建物的な面白さも最高!
展示内容 §
パスカルの計算機から始まり、タイガー計算機の体験コーナー、そろばん、初期の計算機、電卓などが並ぶ光景は壮観です。
Facom 201だのホレリスのパンチカードマシンだの、歴史的に凄いものもあります。
しかし、いちばん良かったのはH68/TRが2台もあったことですね。1つはCPU等を展示するコーナーのガラスケース内。2階建てになっていたので、おそらく下にはH68/TVが付いていたと推測します。もう1台は箱に入った状態(パッキングに本体が入った状態)で展示されていました。
確かに自分でも持っていますが、大切に仕舞い込まれたまま数十年見てないものです。
更に、68000のトレーニングキットのH680TR(初めて見たかも)、富士通FM-8、PC-8001は2台、BASIC MASTERのLevel-3じゃない古いモデル(Level-2の文字を見た記憶がないので、もしやLevel-1?)、コモドールCBM3032、TRS-80、Apple-IIなども。これはどういう桃源郷ですか!?
ただ、もらったパンフレットの展示内容と食い違いがあるので、もしかしたら特別展示だった可能性もあります。
結論・これはお勧め §
気楽に立ち寄れる場所の良さと無料を合わせて、ここはお勧めです。
大学の長所と短所 §
古い貴重なものがあっさり処分されずに残っていたりするのが大学の長所なのでしょう。とはいえ、それほど古いものが残っていたりする大学で、本当に世間の感覚と合致した研究ができるのか……という懸念もあります。