MISSION 10『見えざる姿』には、電子戦機撃墜を最後にまわし、目視で実体を判定して攻撃するという遊び方があります。
しかし、このやり方を取ると、空戦に使うことができる時間が減るため、マップ右下に出現するネームド機を撃墜して戻る時間的なゆとりがありません。
そこで、電子戦機撃墜を最後にまわすことと、ネームド機の撃墜は両立しないと思っていました。
ですが、もしかしたら出来るのではないかという漠然とした感触が得られるようになりました。
そして、予備調査のつもりで軽く飛んでみたところ達成できてしまいました。
問題の詳細 §
電子戦機撃墜を最後にまわすとなぜ時間が少なくなるのか。
その理由は、輸送機と電子戦機の飛行経路の違いにあります。輸送機はマップ左端に到達するとそのまま上に針路を変えて上端を目指します。しかし、電子戦機はそのままマップ左端から出て行ってしまいます。
この飛行経路の差は、そのまま時間的な余裕の差につながります。輸送機だけなら、ネームド機を攻撃して戻ってくる余裕がたっぷりあります。
攻略方法 §
要するに、大幅に減った時間的余裕の中でいかにしてネームド機を撃墜して戻る時間を捻出するかです。
ポイントは2つあります。
1つは、敵機を素早く撃墜することによる時間節約。
もう1つは、より高速に飛ぶことによる時間節約です。
2番目のポイントは、通常ならMIG-31Mのような高速機の採用で解決するところです。しかし、機動性に劣るMIG-31Mでは、素早く敵機を減らせません。特殊兵装がXLAAというのもマイナスポイントです。虚像にもロックオンしてしまうからです。それにより、この2つのポイントの両立は難しいと思っていました。
しかし、両立する方法がありました。
それは、高度31500フィート前後での超高速飛行を使って、高速機という縛りを解除する方法です。ネームド機撃墜のための往復は、要するに単なる巡航でしかありません。単なる移動です。途中で攻撃すべき敵はありません。それゆえに、高々度高速飛行のテクニックは問題なく使用できます。
では、第1のポイントを満たす最善の機種は何でしょうか?
これは、FALKENだと考えます。遠距離から大型機を一瞬で撃墜できるTLSは、このミッションの迅速進行にマッチします。また無誘導という特徴は、虚像を勝手に攻撃しないという意味で長所です。もう1つ、よく逃げるネームド機を一瞬で落とすためにも、TLSは有効です。
検証飛行 §
難易度ACE, FALKEN+X-02×3という編成のフリーミッションで飛んでみました。
その結果、以下のような手順で意図した結果を出すことができました。
- E-767以外の敵機を全て撃墜する
- ネームド機はまだ出現しないが、ネームド機が出る方面に高速移動
- ネームド機をTLSで瞬殺
- 増援として出てきた敵機を落としつつ、最後に4機のE-767を撃墜。ミッションクリア
実際にやって感じた攻略のポイントは以下の2つです。
- TLSを出し惜しみしない
- 僚機がE-767を落とさないように注意する
感想 §
漠然と達成できるならMIG-31Mか……と思っていたので、FALKENで達成できたのはちょっと驚きかも……。