今日は、強引に時間を作って世田谷文学館の企画展「ムットーニのからくり書物」に行ってきました。
行き帰りの冒険 §
実は今回の主テーマは、こちらだったかも。
今回は裏から回って世田谷文学館に入ろうと思って途中で道を曲がったところ、1つ手前で曲がってしまい、大回りになってしまいました。
おかげで、目新しい風景が見られましたが、その代わりになけなしの体力が削られて「ムットーニのからくり書物」がよく見えなかったという可能性も (汗。
以下は、裏から見た世田谷文学館です。
帰りは、ちゃんと世田谷文学館の裏の道を回り、表通りに出て帰りました。
企画展「ムットーニのからくり書物」 §
全ての「からくり」をじっくり見たわけではありません。
しかし、これは見事です。
特に、光と動きの意外性の使い方が上手いです。「スピリット・オブ・ソング」を途中から見ていて切々と思いました。思いがけない光と、天使の動き。ハッとさせられますね。
動きのないものに、光と影で動きを与えてしまうこと。そして、動きそうにない部分が動く意外性。幻想性や文学性と並んで、エンターテイメント性もあります。
本来ならじっくりと休憩を取りつつ全てじっくり見るべきものですね。
ちなみに、ムットーニの作品は常設展示のものを過去に見ていますが、古い過去のからくり作品だと誤解していました。現役アーティスト武藤政彦の現在進行形の作品なのですね。