E-2Cが飛んでいるということを遅まきながら発見して以来、何回もMISSION 05『第三艦隊集結』を飛びました。最近飛んだミッションの8割はこれと言っても良いぐらいです。
その結果、実はこのミッションは非常に興味深いことが分かりました。特に、地面に浮かび上がる謎の光の模様や、沈みゆくバザードの目撃は鮮烈でした。
ここでは、それらの最近確認したことを中心に書きます。
ちなみに、ミッションをクリアするための情報は、ここにはほとんどありません。ここにあるのはミッションの攻略とはあまり関係のない些細な話題だけです。
味方機は何機いる? §
ミッション開始時のムービーを見ると、4機編隊の味方機が飛んでいくのが見えます。
もしかしてウォードッグ隊かと思って、赤いFALKENと青いFALKENを並べてミッションを開始させてみましたが、色が変わって見えることはありませんでした。そのため、おそらくはウォードッグ隊ではない味方機と思われます。
しかし、ミッションが開始された瞬間、作戦エリア内に見える味方機は、以下の9機だけです。
- ウォードッグ隊×4機
- 南に帰ろうとして引き返すトムキャット×1機
- 北に帰ろうとして引き返すトムキャット×1機
- ケストレル上空のE-2C×1機
- ケストレル飛行甲板上のトムキャット×2機 (うち1機がSWORDSMAN=スノー機)
ムービーに出てきた4機編隊の味方機は見あたりません。
ちなみに、トムキャットの2機は別々の方向に帰ろうとしているので、別部隊の所属機であって編隊を組む可能性は低いような気がします。
ちなみに、弾道ミサイル落下のムービー挿入後は、以下の6機のみが生存しています。
- ウォードッグ隊×4機
- ケストレル上空のE-2C×1機
- トムキャット×1機 (スノー機)
ちなみに、後述の通り、E-2Cは撃墜できますので、ミッションの終了時点では5機しか生存していない可能性もあり得ます。
E-2Cはどこにいる? §
E-2Cは常にケストレル上空にいるようです。
HUDオフで必然的に目に入るE-2C §
敵機は味方空母を攻撃目標としています。
そのため、敵機を追っていると必然的に空母周辺に来ます。
空母周辺の空で、最も大きな航空機はおそらくE-2Cです。
つまり、HUDオフでプレイしていると、E-2Cを目撃してしまう可能性が高いと言えます。
そこで、これを敵機と誤認して追いかけてしまうと大きな時間のロスとなります。
HUDがオンであれば、味方機を示す青いコンテナが表示されるので誤認することはありません。
E-2Cを撃墜する方法 §
このゲームは味方機を攻撃してもHITしないようになっています。
しかし、敵の攻撃を利用することで、E-2Cを撃墜することができます。
やり方は簡単で、ケストレル上空5000フィート以上で散弾ミサイル2発目を受けるだけです。これにより、散弾ミサイル2発目はケストレル上空で炸裂することになり、E-2Cは墜落します。(しかし、ケストレルは沈みません)
E-2Cの所属はどこだ? もしかしてサンダーヘッドという可能性は? §
ずっとケストレル上空にいることから、ケストレルの搭載機というのが最も妥当な解釈でしょう。(E-2Cは艦載機)
また、E-2Cが撃墜されたケースでも、その後でサンダーヘッドからの通信が入るので、E-2Cはサンダーヘッドではないと考えるのが妥当と思われます。
散弾ミサイル第1弾の炸裂で撃墜されることができるか? §
ムービー挿入後に、おそらく空母ヴァルチャー上空で散弾ミサイル第1弾が炸裂します。全速飛行でその方向に飛んでも間に合いません。つまり、炸裂で撃墜されることはできないようです。
空母ヴァルチャーが沈む瞬間を見られるか? §
ヴァルチャーがレーダーから消える瞬間は見られます。ムービー挿入後すぐに最も東の青い丸が消えますが、これがヴァルチャーです。
しかし、現物を見るのは無理のようです。全速で飛んでいっても、見えるのは海上の燃えさかる炎だけです。ヴァルチャー本体は見えません。
空母バザードが沈む瞬間を見られるか? §
見られます!
飛行甲板が徐々に海に飲み込まれる光景を見られます!
バザードは、散弾ミサイル第2弾の炸裂によって沈められますが、炸裂直後はまだ浮いています。しかし、徐々に飛行甲板の右舷側から海中に没していきます。(つまり、徐々に飛行甲板が細くなっていくように見える)
(一部甲板上で爆発も見られます)
これを見るには、以下のような手順を取ります。
- 高度2万フィート程度まで上昇します (TYPHOONで試したときの高度。高度は飛ばし方や機種によって調整する)
- ケストレルの真上で旋回しながら待ちます
- サンダーヘッドがカウントダウンを開始したら(10と言ったら)、L1ボタンでブレーキ全開としながら機首を真下に向けます
- そのままL1ボタンを全開で押し込みつつ、ケストレルの方に機首を向けます
- ある程度降下すると、バザードがHUDに表示されます
- 散弾ミサイルが炸裂し、バザードを覆い隠してしまうかもしれませんが、そのまま降下を続けます。炸裂後に、海に沈んでいくバザードが見られるので、そのまま降下を続けます
- 沈みゆくバザードを目撃します
- それが必要だと確信されるなら、沈みゆくバザードに敬礼します
- 海面にキスだけはしないように、高度が限界まで下がったらきちんと機首を引き起こします
高度5000フィート未満でも散弾ミサイルを回避できる §
自機で全速飛行を行い、その高度で到達可能な最大速度に近い速度で飛行していると、散弾ミサイルの炸裂に巻き込まれずに済みます。
これは、A-10Aのような低速機でも可能です。
(MIG-31M/TYPHOON/F-5E/A-10Aで確認済み)
散弾ミサイル第1弾の戦果は何か? §
シナリオ的には、多数の味方機を巻き込んで炸裂しているはずですが、レーダー上で見ている限りでは空母ヴァルチャーだけです。
散弾ミサイル第2弾の戦果は何か? §
必ず撃破されるのは空母バザードと護衛艦です。「また一隻沈むぞ」の台詞でバザードが沈んでいるわけではありません。沈むのは散弾ミサイル第2弾の攻撃によってです。
やり方次第で撃破されるのはE-2Cとウォードッグ隊4機です。
実はこの事実は奇妙なねじれを持っています。
- ウォードッグ隊がいかに空母バザードと離れた位置で撃墜されることがあっても、ウォードッグ隊と空母バザードの双方が撃破される
- ケストレルのすぐ隣にいるバザードが沈み、上空にいるE-2Cが落ちても、ケストレルは無傷
ちなみに、自機が作戦エリアのどの位置にいても、高度5000フィート未満で低速飛行をしていれば、確実に落とされます。
散弾ミサイル第2弾はどこで炸裂しているのか? §
そもそも、散弾ミサイル第2弾はどこで炸裂しているのでしょうか?
バザード上空でしょうか?
自機を狙って撃ち込まれているのでしょうか?
高速飛行で炸裂を回避し、その時に炸裂がどの方位にあるかを見ることができます。
それは自機後方に見えるのですが、何回か試したときにはバザードも同じ方向にいたので区別できませんでした。
そこで、あえて自機後方にバザードがいない……という状況を作り出して検証飛行してみました。その結果、炸裂は自機の真後ろに見える……ということを確認しました。つまり、散弾ミサイル第2弾はウォードッグ隊を狙って発射されたものである……と考えるのが妥当に思えます。
しかし、それによってバザードも沈むわけです。
地面に浮かび上がる謎の光の模様 §
作戦エリア右下や右上のコーナー付近を低空低速で飛び、散弾ミサイル第2弾で撃墜されると、リプレイ画面で地面や海に不思議な模様が光って浮かび上がって見えます。
これは不思議な光景なので、見に行くと良いでしょう。
普通の陸の上で落とされても模様は出ないようです。
感想 §
MISSION 05『第三艦隊集結』は奥が深い!
これほど奥が深いとは思わなかった!
TIPS・ミッション開始時の反転技 §
余談です。
ミッション開始後に最初に出る敵機はHARRIER×3は、自機前方上方やや左よりに出現します。これを撃墜して出現する次の敵機HARRIER×3は、マップ西方低空に出現します。
通常、自機は東を向いているので、前者は艦隊上空に出てしまい、後者を撃墜するために高速移動が要求されます。
しかし、ミッション開始直後に橋の当たりまで全速で飛び、そこで反転して西に向かって高度を上げつつ低速飛行を行うと、前者の3機が自機正面つまり西方上空に出ます。そして、この3機を落とすと、ほぼ真下に後者の3機が出て、すぐに迎撃に向かえます。
これを上手く仕留められると、その次に出るHARRIER×2の2編隊のうち、西方に出るものがすぐ近くに出ることになるので、これも素早く仕留められます。
余談・自己ベストタイムの更新 §
何回も検証飛行をしているうちに、06'33"のタイムが出ました。旧自己ベストは06'42"です。おそらくTYPHOOM×4で飛んだときです。なぜ「おそらく」なのかといえば、様々な条件での検証を繰り返す過程で、いちいちタイムなど確認をしていないからです。
それにしても、「よし、タイムアタックするぞ!」と思った時よりも、何気なく根性を入れずにやった時の方が良い成果が出るのは不思議ですね。
と書いて終わりにしようと思って、ふとTV画面のデブリーフィングを見ると06'39"という自己ベスト2のタイムが……。タイムアタックしていないのに、良いタイムが出てしまうのはなぜ? (汗
ちなみに、バザード沈没目撃の検証飛行時に出たタイムです。