2007年06月30日
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逓信総合博物館(ていぱーく)・efuto=絵封筒展

Written By: 川俣 晶連絡先

むかしむかし §

 むかしむかし、大手町には逓信総合博物館と電気通信科学館という2つの博物館がありました。

 そして、子供達はなぜか逓信総合博物館の無料入場券をよく入手する機会がありました。しかし、子供達は逓信総合博物館はあまり面白くなく、電気通信科学館の方がはるかに面白いと思っていました。ですが、電気通信科学館の無料入場券はなかなか手に入りません。

 とはいえ、逓信総合博物館にも価値はありました。

 そこには、実際に触って試せるテレタイプが置いてあり、初期のマイコンはテレタイプを前提としていた……という話が実感として理解できたのは、逓信総合博物館のおかげだからです。

そして今 §

 ……というイメージで捉えていましたが、実は電気通信科学館は既に存在しません。収蔵品は逓信総合博物館が引き継いでいるそうです。

 というわけで、昔のイメージを再確認する意味もあって今日は、逓信総合博物館に行ってきました。

逓信総合博物館

中身は…… §

 おおむね、NHK系、NTT系、郵政事業系に分けられるような印象です。

 放送、電話、郵便……と捉えても良いですね。

 NHKのコーナーはひたすら地上波デジタルやBSハイビジョンの宣伝といった感じでしょうか。中央の1コーナーぐるりひとまわり、全て横長モニタでアニメを流しているのは驚きました。(もちろん全て別の番組。CCさくらとか、学園アリスとか、メジャーとか、全部で7つぐらいのモニタで)

 電話関係は、古い交換機の現物が見られるのは面白いですね。黒い600型電話の現物がいくつもあるし。

 郵政事業系は郵便局の施設を再現したコーナーが面白いと思いました。なぜかといえば、カウンターの後ろに実際に入ってみることができるからです。

 とはいえ、歴史関連の展示も多く、NHKの宣伝臭を別にすれば、全般的には悪くなかったと思います。

3D映画 §

 郵便物が届くまでを描いた3D映画が上映されていましたが、赤青ではない透明のメガネでした。3D映画は、こういう場所で平然と使えるありきたりの技術になったのだな……と感心しました。(筑波万博の時はパビリオンの目玉だったのに)

 ちなみに、3DCGと実写の合成ですが、どちらもきちんと立体表現になっていまいた。

efuto=絵封筒展 §

 特別展もやっていて、大ざっぱに眺めて来ました。

 数が多く、全般的に漠然とした印象しか残りませんが、見事な絵もありました。プロが描いた他に多くの子供が描いた絵もありましたが、その中にはハッとさせられる意外なものもありますね。

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