F-14Dだけで飛ぶスーパートム猫チャレンジが完了しました。途中で、ACE COMBAT 6体験版公開というハプニングがあってかなり遅延しましたが、やっと完了しました。
なぜF-14Dなのか……というと、最強艦載FIGHTERであるはずなのに、F-14系の機体は特にとばす機会が少ないため、とことん付き合ったことがないためです。
たぶん、F-14系は、最も付き合いが薄かった系列だと思います。
ルールは以下の通りとしました。
- 自機、僚機にF-14Dを選択できるミッションは、F-14Dを使用する
- F-5Eしか選べないミッションはもちろんF-5Eで飛ぶ
- HAWKしか選べないミッションはもちろんHAWKで飛ぶ
- 艦載機しか選べないミッションでもF-14Dで飛ぶ
- MIR-2000Dしか選べないミッション11Bを避けるため、最初のコイン選択は必ずフェイス オブ コイン(表)を選ぶ
- 2回目のコイン選択はどちらでも良い
- 特にRANKは問わない
- 難易度はACE
- キャンペーンクリアが目標なのでコインの都合でやらないミッションをやる必要はない
以上のルールで完了しました。
感想・クセは強いがパワーで押し切れるF-14D §
F-14Dは極端に長所と短所がくっきりと出ている機種だと感じます。
まずは長所から。
- 艦載機なので機種固定ミッション以外は全て出撃可能
- パワフルでスピードが出る
- 武装の搭載量も豊富で、チマチマと機銃の節約撃ちなどを行わずとも押し切れる
逆に短所は。
- ブレーキの利きが悪く、スピードを出しすぎると止まれない (特に着艦時に飛行甲板をはみ出す可能性あり)
- ヨーの利きが良くないので、微妙な対地銃撃に向かない
長所か短所か微妙な特徴は。
- 特殊兵装が射程は長いがイマイチ当たらないXLAA
- FIGHTERでありながらATTACKERのように機銃が下向きにオフセットされている
というわけで、極端な特徴が出ていますが、それだけではありません。特徴と特徴が上手く噛み合っていないのです。たとえば、機銃が下向きにオフセットされていてもヨーの利きが悪いので、そもそも銃撃したいという気持ちが起きにくいのです。また、艦載機なのにブレーキの利きが悪いため、着艦時にスピードを出しすぎると飛行甲板を抜けてしまいます。これは、狭い飛行甲板に機体を降ろさねばならない艦載機としては致命的な短所と言えます。
とはいえ、バランスの悪さはMIG-31系機体ほど極端ではないため、たいていのミッションでは何とかなります。要はパワーで押し切ってしまえば、何とかなる感じです。空戦でストレスを感じることはあまり多くはなく、対地銃撃も不得手とはいえ不可能というレベルではありません。本当に「これは厳しい」と思ったのは、おそらくMISSION 27『ACES』のトンネル通過時だけです。(いつもはヨーだけで抜けられるトンネルを、機体を傾けて切り抜けた)
後は、空戦時に敵機の後ろに小さく回り込むような機動は不得手だと感じました。できれば、パワーを活かして一撃離脱戦法をやった方が良いでしょう。その場合の強さは十分に強力です。
つまり、たいていの場合、F-14Dで成果を出せるか否かはパイロットの「乗りこなし」にかかっていて、それを支えるのはおそらくトムキャットへの「愛着」だと思います。
実際、F-14Dの飛行特性が身体に馴染んでくると、ほとんどストレスを感じなくなりました。
問題は、限界を超えた成果を出すには銃撃の活用が不可欠であり、F-14Dは銃撃が不得手ということでしょう。しかし、そこまで要求せず、単にミッションをクリアできれば良いと思うだけなら、F-14Dという選択には何の問題もないと思います。
各ミッションの結果と感想 §
以下に各ミッションの結果と感想を書きます。
MISSION 05『第三艦隊集結』 §
F-14D×4
パワーはあるが機動性はやや物足りないかも。
とはいえ、ヨー以外は十分な性能です。
RANK Sクリア。
MISSION 06『白い鳥I』 §
F-14D×4
やはり格闘戦は不得手です。
RANK Sクリア。
MISSION 07『サンド島防衛戦』 §
F-14D×4
そんなことまでする必要はないのに、出てきた敵は全て撃破。
最後は、機銃で空戦までやりましたよ。ほとんど当たらなかったけど (汗。
RANK Sクリア。
MISSION 08『希望という名の積荷』 §
F-14D×4
オーソドックスな右回りでAAシステム突破。
徐々に機体のクセが飲み込めてきました。無理のない機動で意図した位置に機体を持って行けるようになってきました。
RANK Sクリア。
MISSION 09『憎しみの始まり』 §
F-14D×4
ピタッと正確に機首の向きを決められないので、どうしても、機銃の無駄撃ちが多くなります。
まあ、それも機種の特性の内と思って、BUNKERに向けて盛大に機銃弾をばらまきました。
RANK Sクリア。
MISSION 10『見えざる姿』 §
F-14D×4
ネームド機は撃墜したものの、一部の護衛機は置き去りにしてミッションクリア。その気になればスピードが出る機種です。
RANK Sクリア。
MISSION 11A『報復の連鎖』 §
F-14D×4
対地銃撃を含め、そこそこスムーズに進行。
RANK Sクリア。
MISSION 12A『緑海の火薬庫』 §
F-14D×4
見えないSAM以外、出てきた敵は全て撃破。
TUNNELは全て銃撃で撃破。なかなかスリリングでした。
最後のTUNNEL手前の3発のSAMの下をかいくぐって銃撃するのは特にスリリング!
RANK Sクリア。
MISSION 13『ラーズグリーズの悪魔』 §
F-14D×4
潜行不能後にもUAVが射出され続けるバグ発生
リムファクシ本体だけ集中攻撃して、けっこう楽勝でクリア。
RANK Sクリア。
MISSION 14『零下の檻』 §
F-14D×4
パワーで押し切って一気にクリア。機動性が低くても問題は無し。
RANK Sクリア。
MISSION 15『凍土からの救難信号』 §
F-14D×3
これもパワーで押し切った感じ。
押し切れるのが魅力なら、大味なプレイになるのも必然か。
RANK確認忘れ。
MISSION 16A『砂漠の矢』 §
F-14D×4
前半戦はパワーで押し切って、割と良いペースで進みましたが、対地銃撃の段階になると今ひとつパッとしないペースに。
野戦司令部は全て破壊しましたが、野戦飛行場の方は、後からで出てくる敵はおそらくほとんど手つかずです。
MISSION UPDATE時の残弾は機銃32/通常ミサイル10/XLAA0。残敵を全て撃破するには機銃弾がまるで足りないので、TGTだけ撃破して終わらせることに。とはいえ、僚機がそこそこ落としてくれました。
最後のTGT(空中給油機)を銃撃で仕留めたとき、残弾は機銃5発のみ。
機体が重く、ブレーキの利きも悪いので、着陸はあまり良い数字になりませんね。もちろん「完璧」とは言わせましたが。
RANK Sクリア。
TIME 19'01"
TOTAL POINTS 33900
MISSION 17『JOURNEY HOME』 §
F-14D×4
僚機がダメージを与えた敵機に絞って狙う方法で戦闘。(ミサイル節約術)
チョッパー墜落時、敵影無し。
結局、通常ミサイルは若干残してしまいました。しかし、スコア上乗せの余地有り……とまでは言えません。やはり、敵機大集団とやり合う乱戦には向かない感じです。
RANK Sクリア。
TIME 14'46"
TOTAL POINTS 31780
MISSION 18『クルイーク要塞攻防戦』 §
F-14D×3
慣性が大きい(ブレーキの利きが悪い)ので、空中給油は難しいです。
レーダーに映らない待ち伏せの6両+SAM×2は、味方地上部隊突入まさにギリギリで全て銃撃で撃破。
そのあとは、敵機の攻撃も厳しいので銃撃の余地は少なく、ほとんど通常ミサイルで対処。空戦はXLAAでパワフルに行えたものの、地上部隊のための対地攻撃も必要なので、あまり熱心にはできず。
デブリーフィングがないのでRANK不明。
MISSION 18+『8492』 §
F-14D×3
高速機のF-14Dなら、超高空全速飛行であっさりクリア……かと思いきや。
作戦エリアを飛び出してアウト。急に曲がれません。
リトライ。
曲がれないなら距離を伸ばそうと、やや斜めの針路で飛行。
デブリーフィングがないのでRANK不明。
MISSION 19『決路』 §
HAWK×4
RANK Sクリア。
MISSION 20『古城の幽閉者』 §
F-14D×4
何とかなるかと思いきや、機銃のダメージが累積して落とされてしまいました。
うーむ。
無理は禁物ということでしょう。
リトライ。
また落とされました。
GUN BOATから撃たれているのか、SAMから撃たれているのか明瞭ではありませんが。
リトライ。
ともかく、以下の3点に注意してクリア。
- 敵車両を真面目に撃破
- 敵車両の上空をうかつに低空で通過しない
- GUN BOATは脅威なので、出現位置あたりの上空をうかつに通らず、出たら仕留める
着艦は何と飛行甲板を行きすぎて海面に落ちたのに「完璧だ」。この件は別途書きましょう。
RANK Sクリア。
MISSION 21『孤空からの眼差し』 §
F-14D
ともかく低速で慎重に。とても加速はできません。
迎えに来る僚機の機種を確認するために時間を取ったので、RANKはあまりよくありません。
RANK Bクリア。
MISSION 22『封印』 §
F-14D×4
遠いところの敵は見逃し、地上の敵は対空兵器だけ撃破し、あとは空戦中心で戦って、最後はROCK BEDだけ撃破して終わり……というシナリオのはずが……。最後は時間が余って、銃撃で鉱山周辺の地上の敵は全て撃破してしまいました。
TIME 18'08"
TOTAL POINTS 56050。
対地銃撃は不得手の機種にしては悪くない数字です。
RANK Sクリア。
MISSION 23『ラーズグリーズの亡霊』 §
F-14D×4
谷間の超高速飛行は割と上手く行きました。
ようやく、機体に身体が馴染んできた感じでしょうか。
オヴニル戦は少し試行錯誤したところ、大失敗。かなり情けない内容になってしまいました。
RANK 確認忘れ。
MISSION 24『白い鳥II』 §
F-14D×4
途中で、エンジンではなく他の目標に向かって撃ってしまうというミスもあったものの、パワーで押し切って豪快に勝利。
特に、補助エンジンにXLAAと通常ミサイルのシャワーを浴びせたのは爽快。
RANK Sクリア。
MISSION 25『ハートブレイク・ワン』 §
F-14D×4
経路選択は近・近・近。
「こっちも撤収準備完了です。ボンボヤージュ」という台詞は初めて聞いたかも。
そのあとバートレットがバラーノフに車の運転を練習しておけと言います。
8492+ネームド機は、高速ヘッドオンであっという間に仕留めました。ネームド機にはXLAA併用。8492は1機のみ僚機が落としました。
F-14Dでも慣れれば気持ちよく飛べることが良く分かりました。
RANK Sクリア。
MISSION 26『混迷の海』 §
F-14D×4
ACE COMABT 6体験版から戻って復帰。
ぬるい飛行をして離反ユーク艦を1隻沈められてしまいましたが、これは本来なら守れたはずのものです。敵艦は対空兵器を無視して一気に本体を攻撃する方法で沈めてまわりました。
結局、XLAAは1発も撃たずにクリア。
着艦は、甲板から落ちそうになって焦りました。ブレーキが利かないので注意して速度を上げないようにしたにもかかわらず、です。
RANK Sクリア。
MISSION 27『ACES』 §
F-14D×4
ハミルトン機は高速ヘッドオンで瞬殺。
ヨーが利かないので、トンネル通過が異様に怖い!
ふう。怖かった!
いつもならヨーだけで切り抜けられる場面でも、機体を傾けて機体を曲げていきました。もちろん、速度もいつもより低めで飛びました。
しかも、トンネル内の敵機第2波はXLAAで3機目をロックオンできておらず、あわてて追加発射する羽目に。
RANK Sクリア。
MISSION 27+『THE UNSUNG WAR』 §
F-14D×4
残り40秒ぐらいでベルカ飛行隊全滅、ただし、出会い頭のXLAAで1機しか落とせていなかったので、ここで4機落としていればもっと素早く終わったはず。もっと慎重に撃っていればXLAAでもできるはず。
SOLGはたっぷり残った通常ミサイルで普通に仕留めておしまい。
デブリーフィングが無いのでRANK不明。