自分のために、いくつかのHexic攻略メモを残しておきます。
(といっても、とりあえずこれが2回目にして最終回)
補足 §
以下の画像で、青いタイルはクラスターを作らない任意の色のタイルの組み合わせとして理解してください。ちなみに、画像作成にはQbix's Hexic Board Builderを使用しています。
隣接するスター2個での移動方法 §
隣接するスター2個で移動するのは簡単です。
行きたい方向にあるスターを右または左に回転させ、もう1つのスターを行きたい方向に持って行くだけです。
つまり、
が右または左に3回回転で
になります。
このテクニックを使うことで、たいていの場所に移動することができます。
移動後は、任意のタイルと隣接することで、それを1個隣に移すことができます。このテクニックを併用すれば、理論的には大抵の場合、タイルを意図した位置に持って行くことができます。
ちなみに、移動できない場所としては、クラスターができてしまう場所や、盤面のエッジなどがあります。盤面のエッジに置かれたスターは回転できなくなり、それ以上移動できなくなります。(他のスターによってエッジから救出することはできる)
隣接するスター3個での移動方法 §
隣接するスター3個の場合、2個と比べて大幅に複雑な手順が要求されます。
まず、以下のような「く」の字形に3個のスターを並べます。
ここでは、この3個をそれぞれ右下に1歩前進させる手順を説明します。
くびれているのが、これから進む進行方向になります。
まず、上または下のスターを回転させ、中央のスターを1つ前(右下)に出します。
次に、上のスターを反時計回りに回転させ、中央のスターを上に上げます。
次に、右上のスター(最初は中央にあったスター)を反時計回りに回転させ、左上のスターを中央に持って行きます。
同じ手順を下でも繰り返します。
以上で、完全に同じ形を維持したまま、3個のスターが右下に1歩前進しました。
コツは、1つ離してから再接近です。
ちなみに、上の手順の応用で、「く」の字型の構築や、「く」の字型の向きの変更も容易にできます。3個のスターが一直線になっている棒形と「く」の字型の相互変換も容易にできます。
型を確立すれば大幅に楽になるが…… §
こういった型を確立すると大幅に作業効率が上がります。
しかし、それだけでクリアできると思うのは甘いでしょう。実はそのまま廻すとクラスターができてしまうとか、盤面のエッジに隣接して意図した操作ができない……といった状況は珍しくありません。それを1つ1つ、その場その場の創意と工夫で乗り切らねばなりません。
そこがHexicの面白いところですね。
2008/11/28追記・Hexic2の場合 §
Hexic2でも上記のテクニックはそのまま使用できます。実際に使って有効に機能しました。