MISSION 27『ACES』では、ミッション中に味方ヘリが飛来して着陸します。
このヘリ編隊を目撃したので、「MISSION 27『ACES』で飛来するヘリ部隊は目撃できる!!」を書きました。
しかし、どうも「違うようだ」ということが分かりました。
そして、今日になってようやく本格的に調査を始めたのですが、びっくり。
思いも寄らない新しいことがいくつも分かってきました。
消滅する味方機「あれだけいた味方が1機もいない!」 §
ミッション冒頭の味方機は「張り子の虎」です。
といっても、ACE COMBAT 3のUPEOほども役に立ちません。
詳しく説明します。
オーカ・ニエーバが歌うムービー後、2機編隊×4=8機の味方機が自機前方を飛んでいるのが見えます。高速で自機よりも先行してしまうので、たいていの機種では取り残されます。そこで、当然先に敵を攻撃しているはずだ……と思うでしょう。
しかし、右の4機はミッションに割り込んだブリーフィング終了直後に消滅します。
消えてしまうのです。
では、左の4機はどうかというと、こともあろうに敵地上空をまっすぐ通過していきます。おまえら、本当に味方かよ……と言いたくなるような不審な行動です。そして、そのまま東北方向に飛んでいき、いきなり消滅します。消滅するタイミングは自機との距離で変わるようで、自機から遠ければ遠いほど素早く消滅します。
つまり、100%の何の役にも立っていません。
これはもう、PlayStation2そのものが「張り子の虎」に過ぎず、Xbox360に移行したACE COMBAT 6が「群れなす翼」を副題にする状況をよく示していますね。PlayStation2は、せっかく集まった味方機を消去しなければプログラムが成立しないほど処理能力が足りないのでしょう。
ヘリ飛来のルール §
味方のヘリが飛来するルールが分かりました。
- GUN TOWERを1つ撃破するごとに、1機のヘリが出現する
- ヘリは、戦場の南西方向、水路のやや北に出現し、水路のやや北側を水路と平行に飛来する
- ヘリは1機ずつ、所定の場所に着陸する
- 着陸場所は、おおむねGUN TOWERと1対1に対応する
- TLS等で一機に大量のGUN TOWERを撃破するとヘリは編隊で飛来する
- GUN TOWERを1つずつ撃破するとヘリは1機ずつ飛来する。つまり、ムービーのように編隊で飛来するヘリは見られない
というわけで、ヘリが飛来するムービーは実際の状況を反映していない可能性が大だと言えます。
誤解のメカニズム §
普通にプレイしていると、GUN TOWERは1つ1つ地道に撃破することになります。
それゆえにヘリは1機ずつ目立たない形で飛来して着陸していきます。
しかし、様々な調査のためにFALKENで出撃していると、手早く調査を行うためにTLSをなぎ払ってGUN TOWERをまとめて始末するような攻撃を行います。
このような攻撃を行うと、まとめて複数のヘリが出現して編隊で飛来します。
これは視界に入れば印象的で目立ちます。
これが、ヘリは常に編隊で飛来する……という誤解を生んだのでしょう。
向きも含めて錯誤していました。
感想 §
まさか、最後にこれほどの大物ネタが控えていたとは!
というわけで、MISSION 27『ACES』の残りネタは全て解消できた……と思います。