"Incomplete2"のMISSION 06『白い鳥I』の章を書いていて、少し不明瞭な点を確認しようとして、とんでもないバグを発見してしまいました。
ここでは、MISSION 06『白い鳥I』をRANK Cでクリアする実質的にほぼ唯一の方法と、それの実現を容易なものとしない致命的なバグについて説明します。
先にバグから。
デブリーフィングで実際には撃破していない巡航ミサイルが加算される §
以下は、実際に検証飛行で出した結果です。
FALKEN+A-6E×3の難易度ACEです。
MISSION UPDATE前はABN TANKのみ撃破。
MISSION UPDATE後は、マスドライバー付近に待機し、飛来する巡航ミサイルを8発撃墜。HUD上のスコアは2000で、これはABN TANK(120)*10+MISSILE(100)*8=2000という数字を示します。つまり、この時点で紛れもなく撃墜した巡航ミサイルは8発です。
しかし、このまま放置してミッションをクリアさせ、デブリーフィングを見ると、MISSILEを23発撃破したことになっていて、その分のスコアも加算されています。
これによって、本来ならスコア2000によってRANK Cクリアできたはずが、実際には撃破していない巡航ミサイルのスコアが加算されたことで、RANK Bクリアとなっていました。
つまり、デブリーフィングに表示される巡航ミサイルの撃破数は実際の撃破数よりも多くなることがあります。
当てにならない発生条件の推定 §
何回か飛んだ結果から以下のような上場ではないかと推定します。
- B-2Aには巡航ミサイル発射スロットが2つある (発射スロットとは便宜上ここで名付けた名称で公式のものではない)
- 従って、B-2Aは4機なので、発射スロットは8つある
- このバグは、発射スロット単位で発生する
- ある発射スロットから発射された巡航ミサイルを撃破すると、それ以後同じスロットから発射された巡航ミサイルがマスドライバーに命中したとき、デブリーフィングの巡航ミサイル撃破数が1つ増える
- これにより、実際には8発しか撃破されていないにも関わらず、デブリーフィングで23と表示される、といった状況が発生する
何が問題なのか? §
- 実際のプレイ内容よりも良いスコアが出る
- 良いスコアが出た結果、実際よりも良いRANKを得てしまうことがある
- RANK C攻略がやりにくくなる
- 最低スコア攻略がやりにくくなる
RANK C攻略という難題 §
RANK Cを取得するには、スコア3399以下でクリアしなければなりません。
まずABN TANKだけで1200となり、これは避けられません。
B-2Aは1機1000であり、4機落とせば確実にRANK Cになりません。
常識的に考えると1発100の巡航ミサイルをチマチマと撃墜してRANK Cを狙うところですが、上記のような水増し現象のため、上手く行きません。
そこで、いろいろと調べていましたが、以下の手順でRANK Cを取得成功しました。
- RANK Cクリア
- B-2A×1 (南側のB-2A)
- MISSILE×11 (実際には4)
- ABN TANK×10
- TIME 09'02"
- TOTAL POINTS 5300
- RANK BONUS 2000
- (スコア3300)
これでぎりぎりです。
これは、マスドライバーを守るためには巡航ミサイルを減らす必要があり、水増し現象を回避して減らすためには母機を落とす必要がある……という事実を意味します。
最低スコア攻略という難題 §
最低スコア攻略は更に過酷です。
最終的に、以下の結果がおそらく実質的な最低スコアだろうと考えます。
- RANK Cクリア
- B-2A×1 (南側のB-2A)
- ABN TANK×10
- TIME 09'00"
- TOTAL POINTS 4200
また、このやり方は、「より楽なRANK C攻略」としても有効です。
感想 §
泣けた!
これは泣けた!
まさか、このミッションのRANK C攻略が、これほぞ難しかったとは!!