2007年12月01日
川俣晶の縁側歴史と文化歴史資料館巡りtotal 4441 count

高尾線開業40周年記念イベント・各駅写真展示全鑑賞

Written By: 川俣 晶連絡先

 京王電鉄の高尾線(北野~高尾山口間)開業40周年を記念して実施された「高尾線開業40周年記念イベント」の中の、「開業当時の高尾線の駅や電車、沿線風景のパネル展示」という部分を見に行ってきました。これを見に行った理由は簡単で、10月1日(月)~12月10日(月)という期間がもうすぐ終わりそうだったからです。

詳しい情報が無い! §

 もっと早めに行っても良かったのですが、遅れに遅れた理由はただ1つ。

 具体的な情報がないからです。

 どこに何があるのか、全く分かりません。

 結局、無ければ代わりに見るものとして、「片倉城跡公園」という保険を用意してから出かけました。(結局行きませんでしたが、いずれここも見に行こうと思います)

京王片倉駅 §

 保険が片倉城跡公園なので、まずは京王片倉駅へ。

 おそるおそる駅内を探索すると、下りホームから上りホームに抜ける地下道を上りホーム側で上がった壁にありました。

 素晴らしい古い写真が2枚!

京王片倉駅

 大満足なので、このまま全駅チェックに入りました。

山田駅 §

 今度は跨線橋の上っぽい場所にありました。

山田駅

高尾山口駅 §

 順当に行けば次はめじろ台駅ですが、力尽きつつあったので遅い昼飯を食べようと思いました。そこで思い付いたのは、「高尾山口はとろろ蕎麦だ!」ということです。そこで、残りの駅を飛ばして高尾山口駅へ直行。

 そこで1つ失敗。電車は高尾駅で長時間停車していました。この時間を使って高尾駅の写真を見ておけば良かったと思いました。ちなみに長時間停車する理由は、この先が単線だからです。対向列車が来たら、すぐに発車しました。

 さて、この駅の展示写真は数も多く大満足です。高尾駅開業時の写真にはバトントワラーの女の子の健康的な足までバッチリ写っています。(どこかで見たことがある写真ですが)

高尾山口駅

 その後、蕎麦を食べようとしたら、問題発生。まず、いつまで経っても出てこない。そして、やっと出てきそうだと思ったら明らかに別の客に間違えで出してしまい、私のところに来なかった。その後、催促しても返事は無し。その後、私のすぐ背後で、伝票の並べ方が悪いから順番が分からなくなると厨房からウェイトレスのおばちゃんたちを叱る言葉が聞こえて来るも、こちらへの謝罪の言葉も無ければ、すぐ用意しますといった言葉も無し。最近、どこかのブログで高尾山で蕎麦をオーダーしてなかなか出てこないで苛立った話を読んだような記憶がありますが、それは些細な問題への過剰反応ではなかったようですね。即座にキャンセルしてその店を出て、駅から見える位置の寂れた店に入り直してとろろ蕎麦を食べました。

高尾駅 §

 高尾駅はホーム下の改札近くに写真多数。しかもホームからはE233系まで見えるし。

高尾駅

狭間駅 §

 小さな駅ですが、跨線橋の中にありました。

狭間駅

 さて、「狭間駅」や「山田駅」を抱える高尾線の漫画を描くとすれば、タイトルはずばり「はざまんが山田くん」というネタを考えて、次の電車が車での時間を潰しました。

めじろ台駅 §

 橋上駅(?)の改札の前にありました。人の流れが多く、あまりじっくりとは見ていられませんでした。

めじろ台駅

北野駅 §

 乗っていた電車が北野駅に入る前に、高架の下に横浜線車両が通過するのが見えました。ちょっと嬉しい。

 実は、北野駅が「高尾線の駅」にカウントされるかどうか不安だったのですが、写真は展示されていました。改札の脇ですが、ここも枚数が多くゴージャス。しかも、2人ほどの年配の男性が足を止めて見入っていました。

北野駅

車内 §

 これにて完了……と思ってホームに上がりました。次に来る準特急に乗って帰るつもりだったのですが、まだ時間があったので、既に待ち合わせのために止まっていた各駅停車の車内に入って座って休もうと思いました。

 が、しかし!

 それどころではなかった!

 何と、車内にこのイベントの写真展示が!

車内

 ちなみに、これは9000系の第5編成です。戸袋の部分に1車両4枚の高尾線関連の歴史的写真が掲示されていました。各車両の写真は同じようです。5000系の写真が2枚と、1400系、1800系の写真、計4種類です。

 しかし、調べているうちに準特急が来てしまったので、あくまで上記の説明は単なる印象で裏付けのあるものではありません。

攻略ノウハウ §

 行くなら祝日ダイヤの日です。昼間の運転本数は、平日だと1時間3本程度ですが、祝日なら6本程度に増えます。また、高尾駅は下りで移動しながら見に行くと、単線部分に入るために対向列車を待っている間に見ることができる可能性があります。

結論 §

 というわけで、ほとんど話題になっていませんが、なかなか楽しめるイベントでした。極個人的には、スタンプラリーよりも楽しいですね。

 具体的な行動としては、『山手線ホーム限定マンガ! SQ.レスキュー隊が行く!!』を読みに行ったときと似たような感じでした。

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