2008年1月30日付で、ACES WEBに■『エースコンバット』シリーズ全世界累計1,000万本突破!というニュースが掲載されています。これには、各タイトルごとの出荷本数という、なかなか興味深い数字が掲載されています。
意外な出荷本数順序 §
もっとも出荷本数が多いのはエースコンバット04の2,640,000。
2位はエースコンバット(1)の2,230,000。
3位はエースコンバット5の1,802,000。
4位はエースコンバット3の1,164,000
5位はエースコンバット2のの1,092,000。
他は全て桁が1つ小さくなります。
さて、これまで私は大作の方が売れていると思っていました。具体的には1より2、04より5です。しかし、実際には2より1、5より04です。これはちょっと意外です。
逆に数字を読め §
この数字は逆に読めば筋が通ることに気づきました。
- 出荷本数が多かった作品の次回作は予算が多くなり大作になる
更に、久々のナンバリングタイトルであるエースコンバット6がイマイチ大作感が無いことも同じ理由で説明ができます。単純に、前回作の出荷本数が少ないからです。
この理屈で読むと、かなり出荷本数の多い5の次作品となるZEROに大作感がない理由が説明できませんが、これは5の次回作がZEROとXの2本であると解釈すると筋が通ります。2本作れるほどの予算を得たというわけです。
感想 §
とはいえ、全般的に出荷本数の低下傾向が見られるのは事実であるように思えます。出荷時期が古いタイトルの方が数字が多めになるとはいえ、やはり本数は減っているような気がします。
ということは、もはや本当の意味での大作は無理なのかも……。