グリム「上がりました!」
チョッパー「グリム! こっちへ来い! 俺の後ろにつけ!」
グリム「了解です。それであの、後ろについて援護するにあたって聞いておきたいことが」
チョッパー「なんだ。何でも聞いてみろ」
グリム「エースにはナイト エース、ソルジャー エース、マーセナリー エースといろいろなタイプがありますが、チョッパー少尉はどのタイプですか?」
チョッパー「俺か? 聞いて驚くな」
グリム「(わくわく)」
チョッパー「俺はスペード エースだ」
グリム「スペード……ってなんですか?」
チョッパー「なんだ知らないのか? 悪と戦うサイボーグ戦士だ。しかも戦隊なのに5人ではなく4人チームだぞ」
グリム「そうか。エースコンバットで唯一主人公飛行隊が4機編成なのは、実はジャッカー電撃隊だったからですね!?」
チョッパー「はっはっは」
グリム「ってことはもしかして、バートレット隊長はハートブレイク・ビッグワン!? 強力な敵が出てきたら、僕らでは勝てなくて隊長を頼るってことですか?」
チョッパー「何を言ってるんだ。隊長はだな。ダイヤジャック・バートレットと言ってビッグワンじゃないぜ」
グリム「じゃあ、ビッグワンはいったい……」
チョッパー「俺たちの目の前にいるじゃないか」
グリム「って、敵のB-1爆撃機しか見えませんが」
チョッパー「ビッグワン、略してB-1だ!」
グリム「がーん!」