ユーク将軍A「ラーズグリーズによる被害甚大。既にやつらに落とされた戦闘機は500機に達するぞ」
ユーク将軍B「軍事大国ユークトバニアでも、その損害は多すぎる。下手をすれば、戦闘機不足でこの戦争は降伏せざるを得ないぞ」
ドロンジョ「ユーク空軍の偉い皆さん。ノースオーシアグランダーIGです」
ユーク将軍A「なんだね君は」
ドロンジョ「ここだけの話。戦闘機をお売りしてもよろしいと思いまして」
ユーク将軍A「オーシアから見ればユークは敵国だろう」
ドロンジョ「そんな堅いことは言わずに。さあ、買うのか買わないのか」
ユーク将軍A「買った! ともかく買うぞ!」
ドロンジョ「毎度あり!」
ドロンジョ「さあ、おまえたち。どんどん戦闘機を作るんだよ!」
ボヤッキー&トンズラー「あらほらさっさ!」
ボヤッキー「ぼくちん、性能を落とさないで部品数を減らす設計変更をやったからずっとお安く戦闘機が作れるのよ」
トンズラー「2機の予算で3機はいけるまんねん」
ドロンジョ「ボヤッキー、あんたは天才だね!」
おだてブタ「ブタもおだてりゃ木に登る。ブー」
ベルカベエ「我が輩はベルカの神様、ベルカベエだべぇ」
ドロンボー「ははぁ~」
ベルカベエ「我が輩、ベルカリングのありかをやっと突き止めたべぇ」
トンズラー「ストーンヘンジだとか、オーレリアのアトモスリングだとか、ずいぶん間違った情報ばかりでしたけど、今度は本物なんでしょうねぇ」
ベルカベエ「あかぽんたん。アークバードの上部レーザー発射口のあたり、円形のパーツが見えるのに我が輩気づいたのだ」
ドロンジョ「それがベルカリングなのですか?」
ベルカベエ「その通りだべぇ。さっそくアークバードを乗っ取って調べるだべぇ」
ドロンボー「ははぁ~」
ベルカベエ「失敗したら、核より怖いお仕置きだべぇ」
ドロンボー「ひぇ~」
(続く)