グリム「上がりました!」
チョッパー「グリム! こっちへ来い! 俺の後ろにつけ!」
グリム「了解です。それであの、後ろについて援護するにあたって聞いておきたいことが」
チョッパー「なんだ。何でも聞いてみろ」
グリム「エースにはナイト エース、ソルジャー エース、マーセナリー エースといろいろなタイプがありますが、チョッパー少尉はどのタイプですか?」
チョッパー「俺か? 聞いて驚くな」
グリム「(わくわく)」
チョッパー「俺はギャラクシー・エンジェルA(エース)だ」
グリム「エンジェル……って、金なら1枚、銀なら5枚ですか?」
チョッパー「違う違う。ウォードッグとは世を忍ぶ仮の姿。本当はギャラクシー・エンジェル隊なのだ」
グリム「ギャラクシー・エンジェル隊って、噂で聞いたことありますよ。確か、美少女だけで構成された飛行隊ですよね?」
チョッパー「はっはっは。よく知ってるな」
グリム「でも、ウォードッグは4機、エンジェル隊は5機じゃありませんでしたっけ?」
チョッパー「詳しいじゃないか。その通り。エンジェル隊はコンチェルト・エンジェル、ファンタジー・エンジェル、シンフォニー・エンジェル、キャロル・エンジェル、サリー・エンジェルの5機編成なのだ」
グリム「でも、チョッパー少尉は男じゃないですか」
チョッパー「女装すれば女性パイロットと見なすのがお約束だ」
グリム「えっ。まさか」
チョッパー「だから、さっそくグリムも女装してもらうぞ。グリムは小柄で可愛いから、きっと女装が似合うぞ」
グリム「そ、それは勘弁してください!」
ナガセ「グリム、騙されちゃダメよ。コンチェルト・エンジェル達がいるエンジェル隊はスペクトラム所属で別物よ」
チョッパー「ばれたかぁ」
グリム「ホッ。よかった! おかしいと思いましたよ」
ナガセ「ギャラクシー・エンジェル隊はミルフィーユ・桜葉、蘭花・フランボワーズ、ミント・ブラマンシュ、フォルテ・シュトーレン、ヴァニラ・Hで構成される女の子だけの飛行隊よ。グリムも仲間入りというわけね」
グリム「まさか!」
チョッパー「というわけだ。敵機を片付けて降りたら、さっそくグリムのために女装コスチュームを調達しないとな」
ナガセ「私、グリムならミントのコスが似合うと思うわ」
チョッパー「俺はヴァニラの方が似合うと思うぜ」
ブレイズ「ノーマッドの着ぐるみ……(ぼそっ)」
グリム「ひ~」