今日は、東郷青児美術館に行った後で、ふと「キーボードを買ってもいいじゃん?」と思ったので、ヨドバシに寄って買ってきました。
買ったのは、SANWA SUPPLY SKB-MK1BKです。
キーボードに対する要件 §
- 普通の109であること
- PS/2とUSB両対応だとベター (KVCをPS/2用からUSB用に切り替える可能性がある)
- キータッチが好みであること (主観的要求)
- 特別に太っ腹になって予算を出すが、それでも9000円は超えられない
問題は1番目、3番目、4番目です。
店に行くと、「(109より)改良されたキーボード」のラインナップが多すぎます。しかし、プロはそういうキーボードを使うべきではないと思うのですよ。なぜかといえば、プロは自分専用のPCではない別のPCをいきなり操作することを要求される可能性があり、それをこなさねばなないからです。だから、よくある普通のキーボードに体を馴染ませておくことがベターだと思います。そこが、何でも自分の趣味で特殊なデバイスを自由に使えるマニアとの違いです。(まあ例外事項も多いし、文章書きのプロなら特殊キーボードを使う方が正しいこともあるし、海外との関わりが深い場合は109より104の方が良いこともあるとは思いますが)
だから、Happy Hacking Keyboardあたりを使って「僕は109を使ってる奴らより優れたプロなのだ」といった自慢げな態度を取っている奴らは本当の意味でプロではないと思います。プロの世界に誤って迷い込んだマニアか、本当の意味でプロになるということが何かをまだ分かっていない発展途上人です。
という話は本題と関係ないので早々に切り上げるとして。
しかしまあ、改良された特殊キーボードは、売れ残ると安く値引きされる事例は多いような気がします。逆に、普通の109というのはどちらかといえば割高になる傾向があるような気がします。
更に言えば、キータッチが好みのキーボードは極端に割高になる傾向があります。980円クラスのキーボードもゴロゴロしていますが、叩いて「あ、これはいいな」と思ったキーボードは17000円以上だったりします。ちょっといいかなと思ったものでも9000円以上。
SANWA SUPPLY SKB-MK1BK §
それでもしつこく、新宿ヨドバシで展示されていたキーボードを片っ端から順に叩いていって、やっと見つけたのがこれ。
SANWA SUPPLY SKB-MK1BKです。
値段は、税込み6980円。
この値段でこの感触なら良いだろう、ということで、ヨドバシのポイントでサクッと買ってきました。
比較 §
長年使ってきたキーボードがへたって、HP Proliant ML115に付いてきたキーボードに交換していましたが、これはかなりの安物でキーを叩いた感触がとても曖昧です。それをこのキーボードを交換しましたが、結果は絶大です。文章を叩く速度が、おおまかな体感で2倍ぐらい速くなっています。しかもストレス感をほとんど感じません。
とりあえず良かった! ナイス!
念のため補足 §
HP Proliant ML115に付いてきたキーボードが超安物であるのは正しい選択だと思います。サーバ機のキーボードはインストールやメンテナンスにしか使わず、長文を書くことはほとんど考えられないからです。逆に、そのようなマシンに高価で優れたキーボードを付けるのは過剰品質というものでしょう。