ちょっと他の件で試すためにストーリィを飛んでいますが、未完なので別件の話題を1つ。
ミッション14 切岐 (キリキ)に出現する敵戦車はスモーク ディスチャージャーを展開します。これの意味が最近になってやっと明快に分かってきました。
スモーク ディスチャージャーはビジュアル的には敵の目視を妨げる煙として出てきます。これは、ACE COMBAT 6以後、ハード性能の向上によって「煙」や「雲」が演出の一部として大々的に使用可能になったことを意味すると同時に、ゲーム的にも大きな意味があると気付きました。
イノセン・テイセスでは、選択した敵に対する銃撃は補正が入り、当たりやすくなります。これにより、敵を厳密に射線上に捉えなくても、撃破することが可能になります。
ところが、スモーク ディスチャージャーを使うと敵が見えない=選択できなくなります。つまり、銃撃での補正が得られなくなります。そう……、ここでのポイントは見えないことではなく、選択できないことだったのです。
その結果として、敵戦車攻撃は効果範囲を持つ爆弾等が圧倒的に有利になります。つまり、これこそが爆弾やナパーム弾の見せ場です。
更に言えば、橋に掛かると急に戦車を仕留めやすくなり理由も明らかです。そこではスモーク ディスチャージャーが切れて、選択可能になるからです。
感想 §
パッと見た目よりも、より深く練り込まれて作り込まれているという印象を持ちました。