トーノZEROのアニメ感想です。
今日のポケモンDPの感想。
サブタイトル §
ポケットモンスターDP1時間スペシャル「ダークライ!クレセリア!ロトム!」
として以下の2話と映画情報を放映
「クレセリアVSダークライ!」
「羊羹(ようかん)とロトム!」
あらすじ「クレセリアVSダークライ!」 §
ロケット団は悪夢発生メカで人々に悪夢を見せて、悪夢対策に効能があるというクレセリアの羽の偽物を売りまくります。
しかし、サトシ達とジュンサーによって摘発され、悪夢発生メカは破壊されます。
ところが、悪夢発生メカの残骸に誘われたダークライが来て、人々に悪夢を見せます。サトシ達とジュンサーは、悪夢から救ってくれるクレセリアを求めて満月島に行きますが、ロケット団と戦闘になります。この過程でヒカリのウリムーはイノムーに進化し、ロケット団を撃退します。
ロケット団から救出されたクレセリアはダークライと対峙し、そして悪夢は解消されます。
感想「クレセリアVSダークライ!」 §
このエピソードの非常に良いところは、「人間の力ではどうしようもない世界」が同時に「人間の行いに影響される世界」でもあることを描いた点でしょう。たとえば、自然とは人間の力で思い通りにコントロールできる存在ではありません。人間が自然を保護できるというのは、裏を返せば人間が自然をコントロールできるという発想であり、ナンセンスです。しかし、人間の行いが自然に影響を与えることも事実です。人間の態度次第で、自然はいくらでも変わってしまいます。だから、支配はできないが影響を与えるという悩ましい関係を持つわけです。
今回の内容は、まさにこの構造そのものですね。ロケット団のメカはダークライに影響を与えますが、ダークライが来るというのは人間の誰もが想定していなかった事態です。
更に、最終的な決着はダークライとクレセリアの間で付けられ、人間は見ていることしかできません。
こういう人知を越えた世界をきちんと描いたことは、素晴らしいと思います。
あらすじ「羊羹(ようかん)とロトム!」 §
ホテル森の洋館の美味しい森の羊羹をオーキドから勧められてサトシ達は食べに行きます。しかし、そこは送電線が切れで休業中でした。
そこでは、いたずら好きのプラズマポケモン、ロトムが様々な電気製品に乗り移ってサトシ達やロケット団をからかっていました。
最後にはロトムの正体が分かり、サトシ達はレシピと材料から作ったタケシの羊羹を食べて美味しさを体感します。
感想「羊羹(ようかん)とロトム!」 §
オーキドのことをもう川柳の人と言わないヒカリ。やはり、ヒカリは成長していますね。もう背伸びをしなくても、オーキドと向き合えるようになったわけです。
それにしても「後ろ後ろ」のパターンを楽しく描いた良い作品だったと思います。特にタケシの振り返りの描写は見事。
今回の一言 §
ジュンサーさんの手料理をふるまわれる展開は、もしかして前代未聞!?
いや、全話見てるわけでもないし、全てのエピソードを覚えている訳でもないので確実ではありませんが。