6月3日は測量の日、ということで新宿駅西口広場イベントコーナーにて「くらしと測量・地図」展をやっていました。開催期間が平成21年6月2日(火)~4日(木)と短いので、今日少し仕事場を抜け出して見てきました。(この場所ならそれができる近さ)
関東大震災と地形変動 §
このイベントの目玉は関東大震災です。被害の状況と、震災後の測量で分かった地形の変化、そしてメカニズムの分析です。
これは、正直、非常に勉強になりました。具体的にどこが隆起してどこが沈降したのか。海岸線の見られる段差が過去の地震の記録となっていること。はっきりと400年周期が見られ、違う2つのタイプがあること。関東大震災の被害が大きくなった理由としての「昼飯時」に対して投げかけられる疑問。
関東大震災に対するイメージがかなり変りました。
彩色復元伊能図 §
色を手作業で付け直して綺麗に直したそうですね。
床面に展開されていたものをまた見てしまいました。
もちろん、下高井戸の箇所を。下高井戸と上高井戸の間の甲州街道上に上北沢の文字があるのが面白いところです。
立体地形 §
東京の立体地形を印刷した巨大な地図を立体眼鏡で見ましたが、こうして見ると東京の東西の地形の格差がくっくり出ていて鮮烈です。