ウォレス少佐「ホークス。君たちには特別な任務を与える」
クレンショー大尉「了解であります」
ウォレス少佐「それにあたっては、君たちを更に進化させたい。もはや君たちはただのホークスではない。地球規模で戦う最強部隊。地球防衛軍テラホークスなのだ」
クレンショー大尉「なんか、いきなり子供っぽくなったね」
ウォレス少佐「では、そのまま飛行したまえ。そろそろ見えてくるはずだ」
クレンショー大尉「これはまさか……」
ウォレス少佐「そうだ。そのまさかだ」
クレンショー大尉「エアフォースワン……じゃなくて、アイガイオン……」
ウォレス少佐「違う。これはクラウドベースだ」
クレンショー大尉「それって、テラホークスじゃなくてキャプテンスカーレット・ネタ……」
ウォレス少佐「ただちにアイガイオン、じゃなくてクラウドベースに着艦せよ、シュトリゴン隊。じゃなかったテラホーク隊」
クレンショー大尉「自分で言ってるし……」
クレンショー大尉「というわけで着艦してパイロット控え室に来たが……」
クレンショー大尉「何か通信が割り込んできているぞ」
謎の声「我々は、アルテミステロンだ」
大統領「合衆国はテロリステロンとは交渉しない!!」
クレンショー大尉「いやアルテミステロンだから」
大統領「ともかく徹底抗戦だ」
ウォレス少佐「というわけで、ホークス。徹底抗戦が決まった。ただちに女装せよ」
クレンショー大尉「じょ、女装!?」
ウォレス少佐「君たちの服はブラジルだし、やはりクラウドベースと言えばエンジェル隊。エンジェル隊と言えば女の子と相場が決まっているからな」
クレンショー大尉「分かりました。分かりましたよ。女装しますから、ともかく1つだけ確認させてください」
ウォレス少佐「確認? なんだね?」
クレンショー大尉「経験値稼いで中佐にまでなったのに、いつまでクレンショー大尉のままなんですか?」
ウォレス少佐「私は少佐だ。君が中佐になったらこちらが格下になってしまうではないか。私の前では万年大尉と決まっているのだ」
クレンショー大尉「もういいです。オーシア空軍に移籍して、サンド島で万年大尉をやってた方がマシです。今度からはバートレット大尉と呼んでください」
