2009年07月05日
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日本航空発始之地記念碑

Written By: 川俣 晶連絡先

 今日は代々木公園の日本航空発始之地記念碑を見てきました。地図でいうとこのあたりです。

そもなぜ §

 最近、いろいろと調べ物をしている関係上、どうしても知っている場所や、知っている場所と関係を持つ場所に行ってばかりです。しかし、まだまだ行ったことのない場所は多いし、見知らぬ見聞を深める余地は多いはずです。

 というわけで、ともかく行ったことがない場所、見たことがない場所に行こうと決めました。

 代々木公園そのものは行ったことがありますが、日本航空発始之地記念碑は見たことがありません。

 更に、一度も利用したことがない小田急線代々木八幡駅が近そうだということで、まさに見知らぬ土地の右も左も分からない冒険になる……はずでした。

しかし失敗した §

 駅から少し無駄のある経路で歩き出すと、いきなり目に飛び込んだのは「宇田川」と書かれた道です。

宇田川

 なんですとー! あの宇田川ですと! 宇田川の暗渠がいまここに!

 思わず、「うだだーうだだー」と歌いながらウキウキと暗渠を歩きたくなるじゃありませんか。更に代々木公園西門前まで行けば目と鼻の先が春の小川の碑です。帰りには、まさに春の小川の河骨川の跡との交点を超えて歩きました。

 というわけで、結局のところ「見知らぬ土地の右も左も分からない冒険」は成立せず、実際には「知っている場所と関係を持つ場所」でしかなかった、というオチでした。しかも、帰りは京王線の初台駅まで歩きましたが、その経路の半分以上は春の小川の碑を見に行った時と同じ経路でした。

 ちなみに、特別展「春の小川」の図録の地図を見たところ、他の水路跡らしい箇所も含めて全てクリアになりました。山手通りの小田急線踏切北部は部分的に河川跡ではないかと思いましたが確かにそうですね。

代々木公園 §

 西門から入りましたが、南門にまわった方が近い可能性もあります。出るときに西門から出たのは、初台まで歩くためです。

 しかし、漠然と思っていた予想以上に木々が多いことと、その木々の中に青いビニールシートで作られた小さな家々が並んでいるのはかなり衝撃的でした。家々は特定の箇所に固まっていたので、何らかの暗黙的なルールがあるのでしょう、たぶん。

日本航空発始之地記念碑 §

日本航空発始之地記念碑徳川好敏と日野熊蔵

 巨大な碑と、少し離れて横に2つの胸像がありました。

 碑の方は傾斜路を滑り降りて飛び立とうとする鳥のイメージ?

 胸像はここで飛んだ徳川好敏と日野熊蔵の両氏です。

 ここはかつて代々木練兵場であり、飛行機の初飛行にも使われたわけですね。

 その後、進駐軍のワシントンハイツになり、東京オリンピックのオリンピック選手村になり、代々木公園になったわけです。

 ここから飛行機が飛び立つ光景を想像しようと思いましたが、木が多くあまり上手く想像できませんでした (汗。

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