今日は、仕事を少し抜けて日大文理学部資料館の展示会「写された満洲」展を見てきました。徒歩圏内なので、時間は掛かっていません。ちなみに、今週は用事が山積していて、次の土曜まで待つことは現実的ではなかったのです。(次の土曜までの開催)
ちなみに、実は昨日も行ってみたのですが、なんと施設そのものが休みで見学できませんでした。(休館日をチェックしないのは、あまりにうかつ)
地図と写真 §
厳密に言えばテーマはハルビン(哈爾浜)です。
予想に反して非常に面白い内容でした。地図と(絵はがきの)写真が有機的に組み合わされた展示は、街を把握するために非常に分かりやすいツールだと実感しました。
歴史的にも、中国、ロシア、日本の思惑が入り交じるエキサイティングな環境です。単純に侵略者の日本人が悪いという話でもありません。ある種の文化混交、無国籍間の魅力もあると思います。
もう1つ、ハルビンの街に充実した鉄道網があるのも興味深いところです。大半はおそらく貨物用だと思いますが、「鉄道の街」という側面も確かにあるようです。
そして、割と立派な非売品の冊子までもらえたので、これはもう最高に素晴らしい展示ですね。
Google Mapsによるマッピングシステム §
Google Mapsのシステムを使って地図と写真を連動させるシステムが操作可能の形で展示されていました。これも興味深い内容ですね。対話的に場所と風景の関係を確認しながら見ることができます。
それも含めて、ナイスな展示でした。