Draft 11n対応無線LANルータを、カタログ数値では速度アップしない正式版11n対応無線LANルータに置き換える際、具体的なメリットとして想定したのは旧世代機器やゲーム機のために親機を2台置かないで済むという機能性でした。
従来から使っていたコレガ無線LANルータ CG-WLBARGEでも旧世代の機器との相互運用性はありましたが、Draft 11n接続と共存しませんでした。そのため、11b無線LANルータをブリッジとして稼働させ続けていました。
というわけで、BUFFALO WHR-HP-G300Nに置き換えて最初期に取り組んだのが11bブリッジの追放です。Nintendo DSについては、AOSSを使って簡単に接続ができました。Xbox360はもうちょっと手間が掛かったように記憶しますが、手動で設定すると素直に接続できたように思います。
ところが、旧世代のWindows XPマシンに接続されたIO-DATA WN-B11/PCM (PCIのカードにPCカードの無線LAN NICを挿入するタイプ)だけがどうしても接続できませんでした。手動で徹底的に必要な設定を行っても全くダメでした。
何が問題なのかも分からないほどつながらない状態だったので、一時はサポートされていないのかもしれないと思って、放置してしまいました。
しかし、今日になってやっと接続できました。
接続のノウハウ §
試行錯誤しているうちになぜかつながりました。以上……では話になりませんね。
たぶん、決定的に状況を変えたのは以下の作業だと思います。
- IO-DATAのサイトから最新版のドライバ(なんと2002年付だ)を落として入れ替えた
この無線LANシステムは本来弟が買ってメンテナンスしていたものです。弟が6月に結婚して別居してしまったので、その後、私が面倒を見ることになったものです。なので、ドライバのバージョンなども全く承知しておらず、これまで使えていたのだから問題ないのだろう……と思っていました。しかし、実際にはそうではなかったわけです。同時にセットで買った無線LANルータ以外との通信には問題があったようです。
ドライバを入れ替えたおかげで、ルータが見えたり見えなかったりする不安定性も解消されて、まともに動くようになった感があります。
感想 §
AOSS等の比較的新しい技術の内容が完全に見切れておらず、そのあたりに何か設定の間違いがあるのか……と思ってしまったことで遠回りしました。本当はそれほど難しい話ではなかったのに。ちなみに、11bの電波に重要な情報が載ることはありません。念のため。
2009/11/18追記 §
と思ったが、時間が経過すると忘れてしまう問題に遭遇。
現在、接続できず。